2020
12/10

自宅練習しない場合・・・

少し前に自宅練習の有無について書きました。

そこで多くの保護者の方が

「自宅練習をやらずに弾けるようになるのか?」

と思われたと思います。

私の経験からでのお話になりますが、

自宅練習のない生徒さんのレッスンと成長はこんな感じです

先週やったことを忘れて(できなくなって)レッスンに来ますので、まず戻すところからレッスンが始まります。レッスン中に先週の状態に戻せたとしても、それでは前進にはなりません。余った時間で少しでも前進していきます

このような状況が続くと一曲の持ち期間が長くなり、楽しく無くなってくるので、どこかで「妥協の丸」をあげることがあります。

そのようにお子さんの様子を見ながら進めていきますが、曲のレベルは少しずつ上がっていくので、定着(練習の積み上げ)がないと進度はゆっくりになります。もちろん個人差があることですが、練習してくるお子さんとは倍近い開きが出ることもあります。

ただなるべく取りこぼしのないように、並行してソルフェージュや知識も入れていくので、練習は嫌いでもレッスンが楽しく通い続けられていれば数年経つと、達者ではなくとも両手で弾けるようになってくるでしょう

そして成長と共に、周りが見えてきて、それとともにピアノが弾けている自分を客観視(他者との比較)していくようになるみたいです

例えば小学生になれば、

「同じクラスに上手にピアノを弾いているお友達がいる」

中学年になれば

「好きなアニメの曲やアーティストの曲を弾いてる子がいる(自分も弾いて見たい)」

高学年になるとクラスで伴奏を頼まれたりオーディションを受けたりという特別なシーンで活躍できるチャンスもあります。

実は練習嫌いなお子さんの中にこういった機会に突然ぐんと伸びるお子さんがいます。

周囲が応援し、期待すればぐんぐん曲を弾くようになる場合があります。以前書いた「コップが溢れる」時です。それまでは右から左だった先生の言葉やアドバイスも真摯に受け止めて、自分のものにしていくようになります。

ただその時までピアノを続けていられることや、ピアノが嫌いになっていないことは必要条件なので、その辺りも視野に入れながら、無理なくレッスンをすることを心がけています

お子さんの伸びる時期は本当に人それぞれです。

まとめると・・・

・練習をしてこないと、進度は約半分のスピード

・練習しない=嫌い ではないことがほとんど

・成長とともに突然のやる気がやってくることがある

・練習する、しないに関わらずピアノが好きでいることは大切

音楽は一生の友達♪ と言いますからね😃