2021
01/20

子供に教わる

最近、小学校6年生のある女の子のレッスンの時に、

「次何か弾きたい曲ある?」と聞くと、

「スキスキセイジン」が弾きたい、と。

・・・・?????

聞いてみると、顔出ししていない6人グループの男の子が歌っている曲らしい。

それでもよく理解のできない「おばちゃん」(←ワタシ)は帰宅して同じ小6の娘に

「あのさ。。。スキスキセイジンって知ってる?」

「あー、知ってるよ」と言ってパッとYouTubeで見せてくれた。

ほ、ほう・・・・。正しくは「スキスキ星人」

なんというか、これはアイドル?でも顔だけアニメだし。

うーん(~_~;)

とにかく原曲を聴いて、プリント楽譜で検索かけ、サンプルを見て・・・

早速その生徒さんのお母様に楽譜の件でご連絡をいたしました。

それにしても子供たちと接して続けていると、ある時から私の知らない世界を子供達が知っているようになる時がきます

教えて!というと嫌な顔せずに一生懸命教えてくれる、優しい子供達です😃

2021
01/18

マイレパ1分チャレンジ

音の木に通ってきている生徒さんに通じる言葉「マイレパ」

いつでもパッと弾ける曲のこと=マイレパートリーです

私はマイレパには大きな効果があると思っています。

新しい曲を練習するのは脳を使うので疲れます。

しかし、一度合格まで持っていった曲を弾くのはさほど脳を使いません。

楽に弾けるということが研究でも証明されています。

脳を使わないのにやるのに意味があるかと思いますが、子供が疲れるだけのものに意欲を継続できるかどうか。。。

そんな時にスラスラっと弾ける曲が一つでもあれば、

自分の気持ちを表現してくれたり、弾けるって気持ちいい!って思います。

また、誰かに「何か弾いてみて!」と言われた時にパッと弾けたらかっこいいですよね!

そういうちょっとした自信に繋がることも必要だと考えています。

以前、同世代のある友人が

「子供を長年ピアノ習わせたけど、曲らしいものを弾いてるのを聴いた記憶がない」

とおっしゃっていたのは衝撃でした。

確かに新曲を練習している時は間違えるわけですから、やっと合格してそこでおしまいになってしまうと、流れるような曲は聴けないこともあります。

マイレパばかりやって宿題をやれないのでは困りますが、仕上がった曲を弾くということは自分のためでもあり、家族や周りの人を楽しませるという要素もあります。

今年もマイレパを合言葉に頑張っていきましょう!

2021
01/14

12月パーフェクト賞

通常月は1ヶ月毎日練習を欠かさなかったお子さんにだけ贈られるパーフェクト賞。

その中で12月は特別キャンペーンで20日以上でもらえるとあって、かなりの生徒さんが頑張って練習に励みました。

中には20日以上で良いのにもかかわらず、毎日練習してきた生徒さんもいましたし、残念なことに印をつけ忘れてしまったという生徒さんも・・・

1月からは通常通りですが、頑張ってみてくださいね!

毎月お配りしているカレンダーにシールやハンコ、手書きの丸でもなんでも、練習したよということがわかればok!

少しでも練習に向かって欲しい、習慣づけの助けになればと思っています。

そして、毎日向かうという習慣がついた次の段階は、「練習の質」です。

実は、20日満たない練習なのに確実にステップアップされていくお子さんがいるのも事実です。本人の向上心や集中力が強く働き、練習の質がかなり良いのだと思います。

毎日ピアノを触っているというだけにせず、レッスンでやれたことを定着させるように練習ができるといいですね。

習慣がついてきたお子さんにはそんな声がけもしています。

12月からの新メンバーJちゃん誕生日おめでとう!
2021
01/08

レッスン同伴について

以前も同じテーマで書いたことがあったように思いますが、だいぶ古い記事だったので改めて書きたいと思います。

音の木ピアノ教室では基本的にはマンツーマンでレッスンとしています。

ですが、初めて習う場合の最初の3ヶ月はできるだけ同伴、低学年くらいまでは時々の参観をお勧めします。

理由は2つあります。

まず一点目は、ご家庭での保護者のサポートがレッスンをスムーズにしてくれるという利点です。

未就学児の年齢ですと、レッスン内容を忘れてしまったり、やることもよく覚えていなかったりします。そんな時に同じレッスンを保護者の方が見ていたらサポートしていただけれると思うのです。

サポートと言ってもこの時期はレッスンでやったことをお家で繰り返しできれば十分なので、お子さんがやることを忘れていたり、わからなくなってしまったら、「こうだったよね」と思い出させてあげる程度で十分です。(もしママもわからない時は、つぎ先生に聞こうね、と言ってあげてください)

また、レッスンで習っていないことは教えないでいてほしいのです。

先まで教えてしまうと、私がどこが足りていないのかが見えづらくなり、大切な導入の時点で見落としができてしまいます。

次に2点目。

自分からピアノに向かうという「習慣」は最初から備わっていない場合がほとんどです。小さなお子さんであれば、初めの1ヶ月は緊張やワクワクで自分からやっていても、その後はやらなくなったりするのが普通と思っていただいていいと思います。

ピアノの練習(おさらい)は親子で時間を決めて5分でもやってみる、ということが後々の習慣に結びついてくるのかな、と思います。

そのためにも最初の3ヶ月は同伴していただいて、ご家庭でも一緒に取り組んでみるということをお勧めしたいと思います。

ご家庭の状況によっては同伴も参観も難しいという場合や、お子さん自体が同伴を嫌がるケースもあると思います。

各ご家庭のお考えに合わせてご検討いただき、何かご心配な点があればご相談していただければ幸いです。

参観については突然でも大丈夫ですので、ご遠慮なさらずに😃

2021
01/06

ピアノの聴こえるおうち

このお正月は末っ子が伴奏オーディションに向けての練習に燃えていました。

普段は私以外がピアノを弾くことがあまりないので、ふっと廊下に出た時にピアノの音が聴こえることが意外すぎて、度々「ん?」となってました 笑

ピアノが聴こえてくるおうちっていいなあ。。。

と改めて😄

さて、教室は5日からレッスンが始まり、子供たちの笑顔とピアノの音色が音の木に戻ってきました。

かわいいちっちゃなメンバー、そして音の木ピアノ教室では初めての大人の生徒さんも加わり、新年のスタートです😃

レッスン初めに毎年歌ってます
2021
01/03

あけましておめでとうございます

今年のお正月はコロナとの闘いの中、正月気分というよりは日常の延長に感じました。しかしコロナ以降、日常こそがいかにかけがいのないものかをしみじみ感じます。そんな中でも年賀状を出したり受け取ったり、いつもと違う料理を食べたり、それなりに特別の雰囲気にはなったかなと思います。

昨年末に「ハチドリのひとしずく」という本をテレビで知りました。

内容は簡単に申し上げるならば、

「いま、自分ができることをする」ということの大切さを伝えてくれる本でした。

新型ウィルスに対しても一人一人ができることをする

今は、それしかできないのかもしれません。

一人一人の小さな行いは大きな変化は見込めないかもしれません。

しかし、それを行う姿を目の当たりにした時、周りの人の心が動かされ、

それがどんどんつながって大きな波になっていくかもしれない

自分がピアノを教えていくということに対しても、自分がピアノを演奏するということに対しても、私のできることは微力かもしれません。

しかし今年もやれることをしっかりとやっていこうと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。