2020
09/09

教材の進度

教材の進度や曲の進みで気になったり、不安になったりしますか・・・?

「いつまでも同じ曲弾いてるみたいだけど。」

「この教本、もう一年経つんじゃないかしら?」

個人レッスンというのはそのお子さんのレベルに合わせられる分、進度はまちまち。

学校の授業やグループレッスンのようにペースの基準がないからです。

私は、進み方はそのお子さんのペースでいいと思っています。

宿題をやってこなければ、レッスンでできるようにして丸にすることもありますし、相談してもう一回となることもあります。

逆に1回目で両手にしてきたら、一発合格ということもあるし、弾き込んで暗譜してみたり、+αのレッスンをすることもできます。

ペースも仕上がり具合も生徒さんそれぞれです。

例えば・・・両手の曲であれば

①片手ずつひいてくる

②両手にする

③表現を考えてみる

④仕上げへ磨きをかける

これで4回レッスンですので約1ヶ月。

このように一曲を1ヶ月もつことはよくあることです。

しかし、一曲だけをを1ヶ月もっているわけではなく、テキストをいくつかもっていれば2、3曲を並行しているのです。

気をつけているのは、

本人が飽きていないか?ということです。

進度というより、そちらのほうが大切だと考えています。

なので80点で次へGO、というときもあれば

時には50点でGOの曲もあります。

100点にならなくても、また次に同じようなことが出てきたら取り組めばokだと思っています。