昨日、ピティナコンペティション(コンクールですね)が終わりました。
いつもならばたくさんの聴衆の前で行うはずのコンペですが、今年はほとんどが無観客で行われて、代わりにライブ配信が行われていました。
ライブ配信は無料、チケットは売れませんし、参加人数も例年よりは少なかったと思いますし、そのような中でコンクールを運営していくのはかなり大変なようで、寄付を募っていました。
ピティナステップ(こちらはコンクールではありません)にはいつも音の木の生徒さんを参加させていますので、少額ですが寄付をすることにしました。
それにしても、このような状況の中、真摯に音楽と向き合っている皆さんの頑張りには励まされました。
指揮者の下野竜也さんはこうおっしゃっていました
「音楽は不要不急と言われています。
確かに急ぐ必要はありませんが、不要ではないと思っています。
私はこの職業であることを嬉しく思っています」
欧米と比較すると文化に対する補助や支援が少ないと言われる日本。
これだけ耐え忍んで、やっとコロナが終わった時に、
音楽や娯楽のない世界になってしまったとしたら悲しいですね。
だからこそ、今は音楽に関わる私たち一人一人が意識を持って諦めずに取り組んでいかなくてはならない時だと思います。