2021
09/05

右?左?何番?

習い始めの生徒さんに早い段階ですることが一つあります。

手形を取ることです。

その時に、右手ってどっち?と聞くと半数くらいのお子さんが一瞬「???」

少し考えて迷ってゆっくり手を上げてくれたりします。

右なのか、左なのか?

それは小さなお子さんにとってはまだ迷って当然のことなのだと思います。

何十年も使い続けてきた我々とは経験値が違うのですね・・・

しかし、ピアノはどっちの手でもいいよ、というわけにはいかないので、右手でと言われたら、または楽譜に書いてあったら、反応できるようにしておかなければなりません。

また早い段階から覚えるのが、指の番号です。

親指から1、2、3、4、5、と小指に向かって番号がついています。

小さなうちから楽譜の番号を読み取って指を使うことが必要です。

ただ習い初めから数年たっても、5番を1番、4番を2番と勘違いしている場合も時々あります。

手は左右鏡のようになっているので、注意が必要です。

楽譜にはその他、音の名前、リズム、強弱記号など、いろんなことが書かれていてそれを一度に読み取る力が必要です。

最初からいっぺんに処理できることではないので、導入の段階では個々に少しずつできるようにしていきます。