先日あるセミナーを受講しました。
音楽は脳に良いというデータ(アメリカ)に基づいたものでした。
昔から、ピアノは脳に良い、と言われながらもはっきりとしたデータがなく、
都市伝説のようになっていますが、今回のセミナーはそれを数字を上げて(研究結果)裏付けるものでした。
数字の話はちょっと苦手なので・・・(^◇^;)(いずれお伝え出来ればとは思います)
今回はそのセミナーでとても心に残った「リベラルアーツ」について少し書きたいと思います。
リベラルアーツとは、
7つの学問の中に、音楽が入っています!!!
日本では音楽を習うというのは特別なことのように思われがちですが、
アメリカにおいてはそれは一般教養の一つのようなこと、だということです
普通大学でも必修で芸術を取らなくてはいけないという大学があったり、日本で言う「音大」は普通大学の中の一つの学部として存在していることがほとんどだということです。
またアメリカでは音楽はごく身近に手の届くところにあるもので、小さなお子さんから大人までが音楽を学ぶ機会を多く与えられていることもとても驚きでした。
そのようなアメリカの音楽事情ですから、音楽を聴いたり演奏したりということは一般的なことのようで、例えば、ある日本のお医者さんがアメリカに転勤になったとき、現地のパーティーに行ったそうなのですが、ほとんどお医者さんは何かしら楽器ができていて、その方はたまたま音楽をなさっておらず、とても肩身の狭い思いをした、ということがあったそうなんですね。
もう一つ、これば私の生徒さんの実話で、もう15年前くらいの話になりますが、当時教えていた高校生の男の子が、夏休みに数週間行ったホームステイ先にピアノがあって、そこでショパンのワルツを弾いたらすごく喜ばれて、彼はピアノが弾ける!!!っていうことで現地の方々にもとても親しみを得たようだった、と保護者の方から喜びの声をいただいたことがありました。
このこともリベラルアーツの話でふと思い出したのですが、やはり外国では音楽は一般教養という要素が強いのかな、と思いました。
私が小さなときに見ていた「大草原の小さな家」のお父さんはバイオリンが弾けていました。開拓時代の話です、あのお父さんは人格的にも素晴らしかったし、教養人だったのだなあ、と今更思います。