2018
02/16

体験レッスン♪

今朝布団を干そうとベランダに出たら、3匹のこぶた…ではなく、3匹の猫がいました🐱

珍しいので一枚写真を撮り、見ていること数分、一番手前の猫がサッと動いたのとほぼ同時に他の2匹が飛び出して、取っ組み合いを始めました。

三角関係の現場でした。

当然メス猫ちゃんはオスの取っ組み合いの最中にどっか行ってしまいました〜

さて、昨日は体験レッスン(4歳の女の子)を行いました。

ピアノは初めてとの事でしたが、とても積極的!

イスに座って楽しそうに鍵盤をさわったり、弾いたり…

あっという間に終わってしまいました。

また、今回の体験レッスンではお手玉もしました。

導入の生徒さんにお手玉がいい、というのは、以前読んだ「呉 暁」先生の本に書いてあり、実践しています

➀上から落ちてくるお手玉をつかむ

➁2人で投げ合いごっこ

➂一人で上に投げて受け取る

一番難しいのは③ですが、①もはじめてのお子さんはつかむ動作をしない子がほとんどです。

体験に来てくれたお子さんも初めはつかむ動きがなかったのですが、少しずつできるようになり、最後にはつかめました!🙌

お手玉で緊張もほぐれて、最後には笑顔を見せてくれました❤😃

お手玉は100均に売っていることもあります。

手作りでもいいですね!

 

2018
02/12

ウォーミングアップ!

随分前に書いたウォーミングアップレッスンについての記事を再投稿しますので、ご一読いただければと、思います。

実は音の木ピアノ教室では、入室してから10分間をウォーミングアップの時間として使っています。

導入から初級の生徒さんは、その時間にレッスンに向けての準備をします。基本的には一人で行いますが、たまたま前の生徒さんがいなかったりするとおしゃべりをしちゃう時も・・・笑

でもその様子で今日の生徒さんの状態がわかります

実際には、身支度をする、出欠カードにハンコを押す、楽譜を出す、レッスンノートを見て今日のレッスンで弾くページを確認したり、指の体操をしたり、まだ時間が余ればドリルなどをする時間に充てる、という流れです。

寒い季節には並行して、指を温める時間に、暑い季節にはクールダウン💦

導入の生徒さんで就学前のお子さんなどは、自分で上着をたたんだり、楽譜の出し入れにも少し時間がかかるものですよね。。でも私は手を貸さずに自分でやってもらうように促しています。

ちなみに、このウォーミングアップ、5分遅刻しちゃうと5分になりますね・・・10分遅刻したらなし?というわけにもいきませんので、本レッスン時間が少し短くなります(^_^;)

ウォーミングアップは前の人の最後の10分と重ねてあります。ウォーミングアップしている時間は前の人のレッスンの後ろ10分ということです。

例えば3:00からAさんのレッスンが始まっていて、Bさんは3:30に入室し40分までウォーミングアップを一人で行います。

Aさんのレッスンが40分に終了、ウォーミングアップを終えたBさんのレッスンが始まる、という流れです。

この重なる時間、なかなか刺激にもなると思います。普段は他の人のレッスンや弾く姿は見ることができないですが、この10分は少しだけ垣間見れます。見られる方もドキドキ、、

中級以降の方には含まれません。ウォーミングアップはなしの40分レッスンとなります。中級になると出欠カードやレッスンノートは任意、もう十分積極的にレッスンに臨む姿勢が取れているという前提のもとです・・・

そう育っていけるように、しっかりとレッスンを重ねていきたいと思います。

2018
02/09

十人十色

教室にくる生徒さんの中にはご兄弟で習う方もいます。ピアノを教えていると「兄弟とはいえ、こんなにちがうものだなあ!」と感じます。似ているなあ、と思った事は一度もありません。

お兄ちゃんは譜読みが得意で淡々と弾く、弟くんは譜読みは苦手だけど表現が豊か、とか。

お姉ちゃんはタッチが弱め、妹さんはしっかりしたタッチ、とか。

兄弟とはいえ、脳も身体も違うので当たり前ですかね。

ところで我が家には三人の子供がいます。

ピアノをみんな弾きますが、それぞれに特徴があります。

まず、第一子。女の子。

とにかく譜読みがダメ。大っ嫌い。拒否反応。
そのかわり、耳が良い!
耳コピ得意、絶対音感に近いものあり。(←訓練なんかしていませんよ)
器用だったためにそこそこ弾けて、小学校高学年あたりから中学生の頃は合唱の伴奏も引き受けていた。
ただ譜読みは必要に迫られてもしない主義。
耳コピに近い状態から、あとは指の記憶に頼っての演奏。楽譜からの情報で記憶してない分、本番は真っ白けのけ〜になる危険をはらんでおり、合唱の伴奏は聴いていても息が苦しくなるほど心配だった。
ブラスバンド所属フルート歴9年、特に高校の3年間では譜読みは鍛えられたようだった。
現在18歳、ピアノはたまに好きな曲をポロンポロン弾いてる。

第二子、男の子。

とにかく譜面ありき、の姿勢。
性格かねぇ?
と思いましたが、実はあまり耳がよくなかった。
聴覚に自信がないから、視覚に頼る。
そんな彼に自分でピッチを探し合わせて演奏するバイオリンを5年間もやらせてしまったのは、後から考えれば酷だった…ピアノはその点、押せばちゃんとしたドレミがでるから「楽だ〜!」と言っていた。
やはり小学校高学年から中学校にかけて伴奏を引き受けていた。ペース配分が下手で見ていて気を揉んだが、やればしっかり譜読みができるし、当日の演奏は安心してきけた。
現在中2、最近は千本桜にチャレンジしていたが、挫折。

第三子、女の子。

譜読みが大嫌い。譜読みになると視力が落ちるらしい。笑…
反抗期もあり、ドミソをドレミと読んで私をイラつかせる。が、実際は読めるスキルはある。
一度ひけるようになると、なかなか情感たっぷりに弾くときもある。指を動かすのは好き。
そして、歌うのが大好き。目立つのも好きだからステージに立つのは抵抗なし、ドレス着れるなら発表会出る〜❤の人。現在小3、これからどうなるか?

という三人、同じ遺伝子を持ち、同じワタシが教えましたが…三人三様です

人間ってうまくしたもので、自分が楽なように物事をこなすんですね。耳がよければ、聴覚にたより、読むのが得意なら視覚にたよる。指が器用なら、動きを触覚で覚えたり。

それをもちろん生かさない手はありません。ただ保険として、他の手段は持っておくと有利ですね。

そのアドバイスをして、導いていくのも私の仕事だなあ、と思います。

2018
02/08

お問い合わせについてのお詫び

こちらの設定ミスで通知がこなくて、ホームページからのお問い合わせについて対応が遅れてしまいました

申し訳ございませんm(_ _)m。(1月24日にメールくださった方、ごめんなさい)

携帯の事がいまだよくわからず、先ほど高校生の娘に聞いて、通知がくるように設定しなおしてみたのですが…

もし、お問い合わせの返信が1週間たってもこない場合にはお電話してみてください。

不在の場合は折り返しお電話いたします。

申し訳ございませんm(_ _)m

 

 

2018
02/08

好きこそものの上手なれ

先日の譜読みの記事の中で、譜読みが苦手だとしても大人になって好きな曲が弾けるように導きたい、と書きました。

書いていたら、ある生徒さんのことを思い出しました。

今日はその生徒さんの事を書きます。

その生徒さんとの出会いは、私が講師になりたての頃、彼が小2の時でした。

やんちゃくんで、ピアノに座りません。ピアノ室でかくれんぼです。
譜読みはおろか、練習もほとんどしてきません。
笑顔でレッスンにきて、笑顔で弾いて、笑顔で帰っていきました。

新講師の私は悩む事もありましたが、彼がピアノを弾く横顔を見ていると、なんとなく、いいなぁ、って思うのでした。
彼がピアノを弾くときはとてもいい表情で、好きな事をしているように見えたからです。

普段のレッスンには譜読みはほとんどしてこない生徒さんでしたが、年齢を重ねるうちにレッスンはしっかり集中するようになりました。

お母さんの好きなリチャードクレイダーマンの曲を何度か発表会で弾けるようにもなっていき、いつしか中学生の彼は私の背を越していきました。

そんなある時、

「先生、この曲が弾きたい!」

彼が持ってきた楽譜は、ショパンのワルツでした

テクニックもだけど、何より彼の譜読みのチカラでは、無理なのでは?と思いました。

でも彼が自分の好きな曲を弾きたい!と言ったのは初めての事。
思い切ってトライすることにしました。

そして、彼は自力で楽譜を読み始めました。
今まで私が伝えてきたことが彼の中には残っていたのか!と、驚くほど、しっかり読譜しました。
高校生になった頃には、ベートーベンのソナタやリストの愛の夢にチャレンジしていきました。

「好きこそものの上手なれ」

好きでいたからこそ、譜読みのスキルもいざというときに役立ったのだと思います。

2018
02/06

譜読みの難しさ

譜読みを苦手と感じる人は多いです。

その理由は様々あると思います。

たとえば耳がいい場合…ピアノに向かう時も聴覚が優位に働く事が多いと思います。ですから視覚からの情報が後回しになり、楽譜の情報は取り入れにくいんだと思います。

とは言っても楽譜は読めないと弾けないので、レッスンでは一緒に読んだり、帰宅してからも初めての曲は読むのだと思いますが、早い段階で耳の記憶を頼りに、指が記憶するまで弾いてしまうと、そこから先は楽譜を見る機会がなくなってしまいます。

譜読みの慣れは経験値がものを言うので、楽譜、音符を見る機会が少ないと、音そのものはわかっているのに、読むスピードがつきません。時間がかかるのです。(例えば、50音はわかるけど、すらすら読むのには時間がかかると言うような状況だと思われます)

また、このような「記憶して弾く練習法」は、いつも手を見て弾く事になるので、手指の鍵盤に対する感覚的なもの(指で探る感覚、例えばミの次にファを弾きたい時にファはミの右隣、ソはひとつ飛ばし、という理解のもと、目ではなく指で探す感覚の事です。これは子供達がゲームのリモコンを、手元を見ずに華麗に操るのと同じです)を得られず、手を見ていないと不安になる、ゆえに楽譜を見れない、という事にもなります。

このような場合、私がレッスンで取り組んでいる事は、ピアノの蓋をギリギリまで閉じてしまい、手を見えない状況にしてしまいます。

そうすると必然的に楽譜をみるか、違うところを見ていたとしても、鍵盤はみないので指の感覚は研ぎ澄まされます。

いわゆる「ブラインド タッチ」です。

これは家の練習でもできます。蓋を持ってあげる人が必要なのですが、子供は割とゲーム感覚でやってくれます。大人なら、根気で鍵盤を見ない事です。

それから、また違った角度から考えますと、楽譜を見た時の音の並び方への反射についてです。
楽譜は音の高さによって並びが決まっているのですが、年齢が低いほどこれを見て混乱してしまう時があります。
上がる音(ドレミファなど)は比較的読めるのですが、ファミレドなどの逆の動きの場合に迷いや間違いが生じます。

個人差はありますが、譜読みの習慣を身につけていく事は、なかなか難しいのです。

楽な方に流れていくのは人間の性ですね笑

しかし、たとえ譜読みが苦手だとしても、楽しくピアノを弾いてほしい、ピアノが好きでいて欲しい、
大人になったときに弾きたい曲が弾けると言うところまでは持っていってあげたいと思っています。

ですから、最低限の譜読みの仕方は伝え続けていかなくてはなりません。ただ、それにこだわり過ぎてピアノや音楽嫌いにしてしまっては元も子もありません。

楽しんで弾いてもらえるような工夫を私もしていかなければならないと日々考察中です。

2018
02/05

2月のめあて〜爪を切る〜

立春も過ぎましたが、まだまだ寒さは続きそうですね⛄️そんな中、我が家のハナミズキの木には三種の鳥さんが集っていました。わかりますでしょうか?

さて、2月のめあては「爪を切る」です

ピアノを弾くときには自然に手を丸めた状態で弾きますが、そのときに爪が伸びていると「カチコチ」と音がなります

これは弾いている方も不快なので、その状態を避けるために自然と指をべたっとしたついた形にしてしまう傾向があります。

導入から初期にこの状態に慣れてしまうと悪い癖として残りがちなので、ピアノを習い始めたら、爪を綺麗に切っておくという習慣をつけていくと良いと思います

私の習っていた先生も爪が伸びた状態で行くと「あら?この指じゃ練習してなかったわね?」と指摘されました(^_^;)

お子さんが小さいうちは危ないので保護者の方が切ってあげて良いと思いますが、小学生になったら少しずつ自分で切れるように教えてあげると良いと思います。

深爪になりませんように・・・