末っ子が中学に上がってから定期テストというものと格闘しています
小学校とは違う範囲の広さに毎回ペースを掴めず、苦労している様子。
特に理系は授業でわからないこともそのままにしてしまうので、塾に行っていない娘はテスト前になって大騒ぎです。
運よく、理系の強い家族がいるのでわからないことがあるとつかまえて教えてもらっている娘。。。
ただ、数日するとまた同じような問題をひっさげて
「わからな〜い」と聞いている
「え?!この前できたじゃない!忘れちゃったの?」
と言われ、渋〜い顔・・・
どうやら「わかった」を「できる」のところまでの引き上げが自分でできていないようです。
周りができるのは「わかる」にしてあげるところまでで、あとは本人が「できる」のところまで引き上げるかどうか・・・・にかかっています
数年前に長女の高校で吹奏楽部に参加する機会があり、その全体練習で同じところがいつもうまくふけず、生徒たちも少し意気消沈気味だった時、先生が静かにこうおっしゃいました。
「どうすればいいかはわかってるんだよね。・・できないだけ」
わかっている、まずそれが大事。
そしてそれを実際に「できる」ところまで持っていくのは、君たち個人個人がやるべきことなんだよ。
と諭していらっしゃるように、私には感じました。
とても印象に残っている言葉です。
親として、またピアノを教える立場としても、「わかる→できる」に変換できるところまで「仕向けていく」ということにこだわり続けて行かなくてはならないなあ、と思います。