2022
01/04

本年もよろしくお願いいたします🐯

新しい年を迎えました

昨年はショパンコンクールで日本人が最高位2位となったり、その他のコンクールでも上位入賞の嬉しいニュースがたくさん飛び込んでまいりました。

ショパコン2位の反田恭平さんは帰国されてからたくさんのメディアにも出演されているのでどこかで見かけた方も多いと思います。「ひるおび」にもでていました!

反田さんはクラシック音楽をもっと身近なものに感じてもらいたい、コンサート(ライブ)に出かけてもらいたい、という願いもあっていろんなメディアに出ていらっしゃるようです。

入口がクラシックでも、基本を押さえればあとはいくらでも自分の好きなジャンルに飛ぶことができると思います。

私自身も中学後半から自分の好きな音楽ができ、高校になるとそういったアーティストの楽譜を買っては弾いていましたので・・・

私の生徒さんたちもピティナやおさらい会と重ね、1年目、2年目、3年目、と時を重ね、ピアノとの付き合い方も変化し、確立されていくことでしょう。

今年はまた、どんな音楽との付き合いになるでしょうか・・・

その一助となれるように今年も頑張っていきたいと思います。

本年も音の木ピアノ教室をどうぞよろしくお願いたします。

🌲音の木ピアノ教室🌲

   屋宜 律子

2021
12/22

このおと、なあに?

レッスンの中で、私のひいた音をあてるというゲームをやることがあります。

これはいわゆる「耳がいい」お子さんはすぐにわかります。

耳がいいお子さんは「耳コピ」も得意です。

アニメの曲、童謡や学校で習う曲、CMなどの流れて聞こえる音をそのままピアノで弾けるのです。

耳がいいのは幸運な事です

ただ人はみな優位感覚を持っているそうで、聴覚、視覚、触覚などそれぞれに得意なことが違うらしいです。

楽譜からの情報を頼りに弾く「視覚優位」、耳からの情報を頼りに弾く「聴覚優位」

どちらかが有利ということはないようです。

例えば聴覚優位のお子さんは、楽譜を読むのが苦手な場合が多いのです。

それは耳からの情報を取り入れることの方が楽に感じるからです。

逆に視覚優位だと、楽譜をよむのが得意なことが多く、楽譜の分析なども自らやり始めます。

ただ自分の音を聞くことが抜けていたり、暗譜が苦手だったりする場合があります。

どちらも大切な要素なので、ある程度のバランスを保つこともピアノを弾く上では必要、偏りをみながら指導しています。

耳がいいからと言って楽譜を読まなくていいよ、とはならないし、楽譜は読めるけど音楽がきれいに流れなくていいよ、ということもありません。

さて、中には耳も良くないし、楽譜を読むのも苦手・・・なんて人もいるかもしれません。

その場合は、多分何度も弾いて体で覚えていたりしませんか?

もしくはお家ではできないけど、レッスンでできるようにするタイプ。

触覚(感覚)優位なのかもしれません。

覚え込ませないといけないため、仕上がるまでに時間のかかることがありますが、一度覚えたら忘れないということも。

お子さんもですが、我々大人もどういった方法で物事を覚えたりしているか、分析してみると面白いかもしれません。

2021
11/25

「わかる」が「できる」に変わるまで

末っ子が中学に上がってから定期テストというものと格闘しています

小学校とは違う範囲の広さに毎回ペースを掴めず、苦労している様子。

特に理系は授業でわからないこともそのままにしてしまうので、塾に行っていない娘はテスト前になって大騒ぎです。

運よく、理系の強い家族がいるのでわからないことがあるとつかまえて教えてもらっている娘。。。

ただ、数日するとまた同じような問題をひっさげて

「わからな〜い」と聞いている

「え?!この前できたじゃない!忘れちゃったの?」

と言われ、渋〜い顔・・・

どうやら「わかった」を「できる」のところまでの引き上げが自分でできていないようです。

周りができるのは「わかる」にしてあげるところまでで、あとは本人が「できる」のところまで引き上げるかどうか・・・・にかかっています

数年前に長女の高校で吹奏楽部に参加する機会があり、その全体練習で同じところがいつもうまくふけず、生徒たちも少し意気消沈気味だった時、先生が静かにこうおっしゃいました。

「どうすればいいかはわかってるんだよね。・・できないだけ」

わかっている、まずそれが大事。

そしてそれを実際に「できる」ところまで持っていくのは、君たち個人個人がやるべきことなんだよ。

と諭していらっしゃるように、私には感じました。

とても印象に残っている言葉です。

親として、またピアノを教える立場としても、「わかる→できる」に変換できるところまで「仕向けていく」ということにこだわり続けて行かなくてはならないなあ、と思います。

ヨガの帰りの公園で
2021
11/16

練習カレンダー

毎月月末書類としてお渡ししているカレンダー。

レッスンノートに貼って、練習カレンダーとしてご活用ください。

頑張った生徒さんにはちょっとしたご褒美を差し上げています✏️🍪🤖

・パーフェクト賞(27日以上)

・がんばったで賞(20日以上)

練習をしたらシールを貼ったり、ハンコを押したり、自分で絵を描いてもいいんです。

こんなふうに日記をつけてくれた生徒さんもいました。

可視化していきながら、いつもよりピアノを弾いたな!と生徒さん自身がまず実感してもらえると次につながるかなと思います。

多分練習しているんだろうなあ。と思うのに何も印がついていなかったり、つけ忘れちゃったから、いつ練習したかわかんな~い!なんて場合もあって、モッタイナイ生徒さんもいます。

この練習カレンダーの目的はピアノに向かうという習慣づけで、「練習の質や時間」は問いません。

練習の質(どういう練習をすれば良いのか)についてはレッスンでしつこく伝えていますので、わかっていると思います。時間についても、こうなりたいという要求が出てくれば自ずと増えてくると思います。

頑張って練習に取り組みましょう!

2021
11/12

ふりかえり

今回は7名中5名が初参加でした。

何もかも初めて!本当に緊張の中よく頑張りましたよね。

2回目だった生徒さんも、もちろん知っているからこその緊張があったことと思います。頑張りましたね!

ステージに立つということは特別な出来事ですね。

袖から舞台に出てお辞儀をし、座り、弾いてまたお辞儀をして袖に帰っていく。。。

その流れは一人一人、お部屋でもリハーサルでもやったけれど、いざ本番の舞台となると、初めてのお子さんは戸惑いもあったと思います。

それでも頑張って、踏ん張ってくれている姿が本当に微笑ましいです。

私がレッスンで教えているお辞儀は、

1、お客さんの方を向いて 2、お辞儀をする 3、頭を上げる

3秒で完結です

特に、2のお辞儀については色々と情報があると思いますが、

女の子は前で(膝上あたり)で軽く手を重ねるだけで十分です。

(お腹の辺りまで手をあげて肘が「くの字」にする必要はありません。)

手の位置はこんな感じ、足は開いてては❌です!

男の子はそのまま横に下げたままのお辞儀で良いです

そしてもう一つは、

「曲と曲の間の間の取り方」です。

一曲終わったらお膝に手が帰り、ひと呼吸置いてから次の曲を弾く、というのがいい形です。

ただ、レッスンで2曲を並べて弾くということは普段はなく、発表会前のレッスンでだけ直面することです。

なので、本番では緊張もあり、焦ってしまい、手をそのまま次の場所へスライドして弾き始めてしまうのでしょう。

その辺りはこれからの課題かな、と感じました。

これからも共に頑張ってまいりましょう❣️

2021
11/05

練習しないやつは・・・

日本ハムの監督に新庄さんが就任することが決まったそうですね。

野球のことはよく知りませんが、「新庄」という名前は知っています

まさに記憶に残る選手だったのだと思います。

先日の会見からさまざまなメディアで取り上げられていますが、

その中に子供たちに教えている動画の中で、

「練習しないやつは うまくならない」

と言っていました。

当然と言えば当然ですね。。。。

でも結果を出している人がこう言った発言をしているのを聞くと、なんだか「確かにな・・・」と深く納得してしまいます。

新庄さんはプロ野球で十何年間もレギュラーだったそうですが、とにかく練習をしたそうです。ライバルに差をつけるにはライバルが寝てる間に練習をする、とも言っています。

練習・・・。

私もしなくては〜〜〜!!!!

2021
11/04

お疲れ様でした

昨日はピティナステップに参加してきました。

みんな本当によく頑張りました!!!

どのひとも素晴らしい音楽でした。

「練習は本番のつもりで、本番は練習のつもりで」

そうは言っても緊張しちゃう人だっています

どんなに練習して大丈夫だと思っても、うまくいかないことだってあります。

今日のために一緒に何ヶ月かレッスンをしてきた私も、本番は舞台袖でみんなの背中を見守ることしかできません。

舞台でたった一人、自分の演奏と向き合う・・・

それだけで大拍手です!!!

そこでいろんなことを感じ取り、それがこれからの成長につながるように思います。

そして・・・

今日までサポートしてくださったおうちのみなさま、ありがとうございました。

そしてこれからも応援よろしくお願いいたします。

2021
11/01

楽譜特集2!

いよいよピティナも近づいてきました。

30日のリハーサルではみなさんの気合の入った演奏を聴くことができて、もう大丈夫だなあ!と思っています。

あと数日、本番に向けた練習を積み重ねていきましょう。

今日は楽譜特集2!

全員分が載せれなくてごめんなさい!

ところで今回弾くピアノは「スタインウェイ」というお高〜いピアノなんですよ。

値段は・・・興味のある方は調べてもらったらわかると思います。

スタインウェイD274型というピアノです。

とにかくとっても弾きやすいです。

そしてホールもとても響きの豊かなので、いつもよりもうまく弾けている感がしますよ。

実はこのホールは外部の発表会で毎年利用しているホールでして、私も講師演奏で何度も弾いたことがあり、実証済みです。

どうぞお楽しみにしていてくださいね!

2021
10/30

リハーサル🎵

3日のピティナに向けて、少し大きめの部屋で参加者が集まり、お互いの演奏を聴きあいました。

初めての生徒さんも多い中、みんな練習の成果をしっかりのせた演奏。素晴らしい!

それなのに、私は忘れ物ばかり!

足台も忘れてしまいました…

当日まで、また気合い入れ直して準備しっかりしなくては!

本番まであと3日、ここからまだまだよくなります!

いつものテンポとは別に、ゆっくりめに音をよーくきいておさらいしてみてくださいね。

天気良い土曜日に集まってくださった皆様、ありがとうございました!

長沼コミュニティセンター音楽室

2021
10/29

本番を意識して

昔に先生から言われたことで「100回弾いても同じように成功させる必要がある」というものでした。

受験で弾くということについて、パーフェクトにしておく必要があるということをおっしゃっていたのですが、それは一つの指針として練習の中にいつもありました。

100回中の1回のミス、それが受験当日に出るかもしれない。

今までの努力を成功に結びつける必要のある、プレッシャーの中での演奏。

5年に一度のショパンコンクールの舞台を見ていても、本番ではうまくいかなかったと話をする人もいました。(どの方も素晴らしいのは大前提ですが)

その点から言えば、

来月のピティナステップはコンクールでもなく試験でもありません。

緊張する〜!!!という生徒さんには、こんな話をします。

「失敗しても誰も泣かないし、困らないんだから、ミスしても気にしなくていいよ。だけど、発表会でかっこよく弾きたい!いい演奏をしたい!と思うなら当日まではたくさん練習しておこうね。お客さんにいい音楽だったなあ、と思ってもらえるように頑張ろう! 」

ステージという非日常の異空間では、おそらく普段味わうことのない感情が湧いてくるかもしれませんね。

そのためにも本番を意識した練習が必要になります。

お伝えしているのはパッと弾く練習です。

なんの準備もなくパッと弾いてみる、一回だけ、本番と思って弾く。

それを1日数回やった上で、練習時間を別にとってできなかったところを中心におさらいしてみましょう。

もう十分頑張ってきた(はず)ですので、実力を出し切るための練習で当日まで頑張りましょう。

きっとうまくいくはずです。