自宅練習について〜導入期編〜
ピアノはおうちでの練習が上達の鍵だと思います。
ただ、始めて一年くらいの導入の段階ではあまり無理じいをしないことも大切です。
年齢も幼稚園くらいですと、基本的には楽しくないことはやりたがりません。
個人差はありますが、難しいと思ったらもうやりたくない、と思うのが普通かもしれません。お子様たちの生活には毎日楽しい遊びが溢れています。その中でちょっと脳を使うピアノを楽しく取り込むのは少しコツのいることですね。
始めて3ヶ月くらいは、まず楽しくレッスンに通ってもらうこと、その後は少しづつですがレッスンでやったことのおさらいをして、徐々に新しい曲もお家で練習できるようになってきたらいいと思います。習慣は大事なので一日に5分でもピアノを触るということは続けてください。
もしおうちでお子さんが難しくてやりたがらなければ無理に練習をさせなくても大丈夫です。できるところだけを取り組んで、そのままレッスンにきてください。
宿題はやってきてほしいことではありますが、導入期のお子さんにとっては100%は望んでいません。そこは個人レッスンなのでそのお子さんによって対応は変えていきます。
レッスンでの宿題を理解しておうちで一人で取り組めるようになるのは小学校に上がってからくらいのお子さんが多いです。(就学前は宿題の概念があまり備わってないですね)
レッスンノートや、楽譜に書き込みがあったとしても、なんだったかよく覚えてなかったり、理解半分だったりなので、就学前の生徒さんの場合、お母さんの同伴(参観)を時々でいいのでお薦めしています。
2021年1月の記事です。
https://otonoki-pianoschool.com/2021/01/08/レッスン同伴について/(新しいタブで開く)
ヤマハのグループレッスンは就学前までは保護者同伴が基本です。
宿題も保護者が書き留めます。
しかし、同伴していると色々とわかりすぎて、ついつちおうちでも言いすぎてしまうという話もよく聞きます。(↑の記事にも書いてありますが、わからないところは教えないで欲しいのです、実は)
程よく見守ったり、サポートすることは本当に難しいです。
困ったことがあったら、ぜひ3月の参観会の時にでもお話をお聞かせください。
始めてどれくらいか、年齢はどれくらいか、いろいろなケースで宿題のあり方というのも随分と変化していくと思います。(習って1〜2年も経てば、ちゃんと宿題はやってこないとね!っていう話になってくる、ということですね・・・)