2020
06/19

ネーフェ先生

4月の緊急事態宣言からようやく解除と共に始まった対面レッスン。

休んだ分だけ戻るには時間がかかると思いますが、今まで通りしっかり音楽のこと、わかりやすく伝えていきたいな、とおもいます。

さて今年はベートーベンイヤーですね。

ベートーベンには何人かの先生がいたようですが、その一人がネーフェ先生です。

ベートーベンが子供の頃、お父さんは大酒飲みで、お母さんは体が弱く、ベートーベンは下の弟たちの面倒を見て、お金も稼がなければならなかったそうです。

そんなつらい環境にあるベートーベンを支え励ましたのが、ネーフェ先生です。そのような状況でも諦めることなく音楽を学べるように、環境を作ってあげたのだそうです。

ネーフェ先生は当時のベートーベンにこう言っています。

「世界には飢えや病気で苦しんでいる人が大勢いるのだよ。本当に優れた音楽というのはただ宮廷の貴族なんかを楽しませるものではなく、そういう人たちの悲しみを癒すものだんだよ。」と。

ベートーベンはのちに「将来自分が偉くなるようなことがあればそれは全くネーフェ先生のおかげです」と言っています。

私たちが今、この偉大な作曲家の音楽に触れていられるのもこのような先生がいてくださったからこそ、と思うと人のつながりの大切さを感じました。

このコロナで大変な時も優れた音楽家たちが素晴らしい音楽を私たちに送り届けてくれました。それに癒されてたくさんの人々が勇気付けられたその瞬間に何度も立ち会う事がありました。

ネーフェ先生の言葉が思い出されます。

ネーフェ先生

2020
06/02

レッスンノート新しくなります!

今回のノートの改正点は、2点。

一冊のノートになっている事と、曲ごとにどのように練習をするかを書き込むようになっている事です。

以前のレッスンノートは月ごとに紙だけのお渡しだったのでペラペラでくしゃくしゃにもなりやすく、どこかいっちゃった!忘れちゃった!私も渡し忘れちゃった!などがありました(^^;;また過去のレッスンノートをずっと大事に?バッグに入っている生徒さんもいました。

今回はノートに貼り付ける形なので、くしゃくしゃにならず、過去の歩みも振りかえることもできます。約一年間で一杯になる計算です。

月ごとのカレンダーや、場合によってはお手紙もこのノートに貼り付けます。貼り付けはウォーミングアップの時間に各自でやってもらうことにします。(学齢が低くできない場合はレッスンが始まってからお手伝いいたします)

そして2点目の改正点、宿題の書き込み。。

現在は宿題の欄に教本名は書いていますが、どのようば練習をするかは、口頭もしくはそれぞれの楽譜のページへの書き込みとなっています。しかし楽譜には過去の書き込みが混在していて、両手の練習に入っていいところを、かた手ずつ、と書かれた部分を間違えてみたりしてしまうことが起きやすくなっていました。楽譜を見れば一目瞭然、ということでやってきましたが、お子さんにとってはそうでも内容だと考えるようになりました。

もちろん注意深く今週は何をやれば良いのかをレッスンを思い出しながら考えられるのが一番ですが、そういった習慣をつけるためにも、どのような練習をするのかを週ごとに記入、可視化をして、それをおうちでの練習時に確認していく、ということができるようになっています。お家の方もそちらの方が確認しやすくなると考えました

書き込みについてはその時の状況や学齢により変わりますが、最終的には自分で書けるようにしていきます。

楽譜と同じサイズのノートです
月ごとの予定カレンダー
2020
06/02

感染予防、頑張りましょう!

いつもご協力いただき感謝申し上げます。

新型コロナウイルスの感染予防策として、政府の見解に基づき 長期間に渡りレッスンを休講させていただきましたが、5月25日(月) 緊急事態宣言が解除され、学校も順次再開され る見通しとなりましたので、下記「感染予防対策」を徹底の上、6 月 4 日(木)から 順次レッスンを再開させていただくことといたします。 生徒・保護者の皆様におかれましては、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

                  記

■教室で徹底する感染予防対策

1.教室入口に除菌液を設置、手洗いのため洗面所を皆様にご利用いただきます。 

2.教室備品の清掃、衛生管理を行います。

3.ドアノブ・トイレレバー等は、定期的に拭き掃除を実施します。 

4.トイレではタオルの共用禁止します。(ハンカチを持参してください。)

5.生徒入替時には十分な換気に配慮します。(一部ドアや窓を開放してレッスンする場合もあります。) 

6.講師はレッスン時にマスクとフェイスシールドを着用し感染予防に努めます。

※講師のマスクとフェイスシールド着用はレッスン内容により柔軟に対応させて頂く場合があります。 

7.レッスンにおいては、生徒皆様への至近距離での指導や必要以上の接触を避けるなど、レッスンの一部運用を当面の間、変更させていただく場合があります。

■みなさまにご協力をお願いしたいこと 

1.会場内・レッスン室内でのマスク着用を必ずお願いします。 

2.レッスン受講前にはご同伴者もみなさま石鹸を使って正しく手洗いをお願いします。 

3.教室入口に除菌液を設置しますので、ご利用ください。 

4. お家を出る前、もしくは入室前には体温を測ってください。

5.ご自身・ご同伴者(同行のご家族)が 37.5 度以上の発熱やせきなどの風邪症状がある場合、レッスンの受講はご遠慮ください。

6.教室の入れ替え時やレッスン中に十分な換気のために空気の入れ替え時間を設けます。 

7.レッスン室内でも、必要に応じて水分補給をお願いします。 水筒等を持参してください。

8.廊下、玄関等の共有スペースの利用、滞在は、必要最小限にとどめてください。 

9.ゴミ、使用済みマスク等はお持ち帰りください。

■万一新型コロナウィルス感染者が確認された場合 

1.生徒ご本人または同居されているご家族に感染が疑われ PCR 検査を受ける事が決まった場合は、速やかに教室までご連絡ください。 

2.教室に来られた方が感染者または濃厚接触者とみなされた場合は、直ちに教室のレッスンを全て休講とし、対応に保健所の判断を仰ぐ事といたします。 

3.教室内での「接触者」を把握し経過観察として 2 週間の自宅待機をお願いします。

※「接触者」とは感染者、濃厚接触者が最後に来られた日より遡り 2 週間以内の期間で、 会話を一定時間(15 分を目安)以上継続して 1m 以内の距離で接触した方となります。

4.教室の再開につきましては、保健所の指示に従い判断してまいります。

※上記内容につきましては、随時状況確認・情報収集の上、必要な対策を取ってまいりますので、ご理解とご協力をお願い致します。

2020
05/29

6月からのレッスンについて

いつもご協力ありがとうございます。

さて、ようやく緊急事態宣言の解除されました。

6月からは学校や幼稚園も再開されるとのことです。

そこで音の木ピアノ教室では6月から以下のようにレッスンをしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

■6月4日より対面レッスンを行います(希望者)

対策(消毒、マスクフェイスガード着用、換気等)を講じた上で対面レッスンを再開いたします。

皆様にも感染予防(手洗い、消毒、マスク等)のご協力お願い致します。

■オンラインレッスンも提供いたします。

ただしお月謝は対面と同額、レッスン回数もカウントいたしますのでご了承ください。

■6月中は休会も受け付けています

~6月の予定~(対面、オンライン共に)

 火曜日→9、16、23、30

 木曜日→4、11、18、25

感染予防対策のしょうさいにつきましては、改めてご連絡いたします。

また、再開までの間に状況が著しく変化した場合には、変更もありますのでご了承ください。

どうぞよろしくお願い致します。

音の木ピアノ教室

屋宜 律子

2020
05/15

ピアノのイスのこと

ピアノという楽器はサイズがワンサイズ。

小さな子供も、大人が使うのと同じ楽器を鳴らしているのです。

そして当然椅子もワンサイズということが多いと思います。(高さ調節のきく椅子もありますので、その場合は調節してください)

教室では、レッスン室にきたら必ずお子さんに合わせてイスと足台を調節していますが、おうちでの練習に使用している「椅子のこと」はどうであるかを気にしていませんでした。

今日は皆様にいくつかお話しさせていただきますので参考になさってください。

以下に、避けたい事例と対処法を合わせて書きます。

■椅子が低い

目安としては肘が鍵盤とほぼ平行であることが望ましいと言われています。(最後の画像参照)

ひじが鍵盤より低い位置にあると、肩からの自然な重さを利用できません。よって力で弾こうとして、体に余計な力が入りやすくなります。

✳︎対処法→ 高さのあう椅子がお家にあれば練習の時だけでも取り替える。なければ何か座布団のようなもので調節をしてみてください。

■足が床につかない

地に足がつかないので上半身が不安定になり、余計な力の入りが生じやすいです。大人でも床に足のつかないイスは体のどこかに緊張が残るのと同様です。

また足をぶらつかせることで、集中力が途切れやすく、体の揺れにより演奏も乱れます。

✳︎対処法→ 足のぶらぶらはお風呂の椅子や新聞紙の束、使ってない図鑑やタウンページなどがあれば足台の代用にできます。

■可動式(コロコロ)の椅子

体の重心をずらしたときに椅子や座面が動いてしまい不安定になります。一見便利なように感じますが、ピアノは椅子に座ったら弾き終えるまでイスは固定されたままです。

✳︎対処法→ 可動式は避けてください。

以上、思いつく場合を書かせていただきましたが、これ以外でもこんな場合はどうしたらいいですか?というご質問等、個別にご連絡くださいね。

「正しい姿勢=弾きやすさ」

ピアノ奏法を身に付ける上でも姿勢は重要です

このような状況ですので外出もままなりませんので、おうちでできる範囲で構いません。

調整するときっとお子様たちが弾きやすくなり、笑顔になると思います😄

高さ調整は固めのものがオススメです
レッスン室で使用しているイスと足台
新聞の束で代用可。厚さも自由自在
本当は本を踏んではダメですけどね。。。
このようなイスのおうちが多いでしょうか
6年生くらいだとしっかりペダルにも届くようになるお子さんが多いです
2020
05/02

好きな音楽

突然ですが皆さんの好きな音楽はあるでしょうか?

私は、クラシックがほぼ8割占めているのですが、残りはラジオや子供の影響でジェイポップを聴いたりします。

我が家は5人家族ですが、末っ子は髭ダンやディズニーの曲、長男はワンオクにUVERworld、長女は女性ボーカリストの曲が好きだそうで。主人は昔からYMOとか、とにかく部屋がCDで一つの壁の面を埋めています(これ大袈裟でもなんでもなく本当にデス)

ところが最近はCDを買わなくてもよくなりましたね、、うちは家族でApple Musicなので、いろんな音楽を好きな時にダウンロードできてとても便利です。ちょっと前にリビングに置いてある「ホームポッド」(スマートスピーカー)がとてもいい音なのでよく流しています。

高2の息子はサッカー部に属していて、とにかく外にいる時間の方が長い子だったのに、このコロナで引きこもり状態。ストレスは計り知れないけれど、時々リビングで大きめのヘッドホンつけて大好きなアーティストのライブ映像を見ては「よーし、やるぞ!」と部屋に戻っていきます。(何をやるのかは知りませんが笑)

好きな音楽は気持ちを高めてくれますね!

クラシックというとなんとなく敬遠しがちかもしれませんが、頭の柔らかい時に聞いておくだけで(インプット)何かの時に染み出してくるということもあるので、ぜひこの長い休み中、お家で遊んでいる時にクラシックをいくつか聞かせてあげてください。鑑賞じゃなくていいですよ、聞き流しで構いません😃

そういえば長女は「なんだかわからないけどこの曲好きなんだよね〜」とドビュッシーのアラベスクをよくリビングのHomePodで流しています。娘が幼少期にしょっちゅう弾いていたからかもしれません。。。。洗脳。。。ではないですよ^^;

2020
04/29

stay home,keep on music 🎵

現在20歳の長女の話ですが、ヤマハのグループを3年生までやり、それからはおうちで私が教えていました。反抗心の強い娘(まあ反抗期ですね)に親が教えることは大変難しかったです。それでも中学生までは学校の合唱の伴奏とピティナの時だけは頑張るという状態を保ちましたが、高校に入った途端にピタリと弾かなくなりました。(吹奏楽はやっていました)

ところが先日、突然

「ピアノでも弾こうかな」と「何からやればいい?」とアドバイスを求められました。

おそらく4.5年ぶりのことです。

実は3月の初めにも、この春就職した音の木OGから突然LINEが来て「Summerの楽譜ありますか」と。。。

ピアノを一度卒業しても、何かのきっかけでピアノを弾く

これでいいと私は思ってます。

今の音の木メンバーたちにも、そういった種をそっと撒いておきたいと思っています。

今、お家にいなくてはならない状況は辛いけれど、こんな時こそ何かをできる自分を思い出すことがあるのですね。。。

2020
04/27

オンラインモニターレッスン

音の木ピアノ教室では4月中、モニターレッスンを行なっています。

やりながらいろいろなことを感じます。

本当に対面でできていたことがどんなにありがたいことだったか、、、

でももうコロナ以前には戻れません。

前を見ていくしかないのだと、日々奮闘しています。

時々、ご近所さんや、たまたま生徒さんと会うことがあると、なんだか本当に嬉しくて、リアルで人と会うっていうことがもうずっと無くなってきてしまっていたので。。もしかして最近一番会うのは宅急便のお兄さんかも?

モニターレッスンでは普段と違う環境に緊張した面持ちで向かう生徒さんたち。

ドキドキしながらも笑顔で答えてくれる子供たち。

繋がるかどうか、ドキドキしながら設定をしてくださる保護者の皆様。。。

ありがとうございます!

2020
04/18

オンラインレッスン体験会

音の木ピアノ教室ではオンラインに向けて動いてまいりました。

その一つ、zoomによるオンラインレッスン体験会を3日間にわたり実施いたしました。

そのような中、今回は7名の方と体験会いたしました。

今回はzoomアプリを使って、無事に接続することができるかをメインにしましたが、希望者には宿題の確認やアドバイスを行いました。

その後感想をいただいた方のコメントを少し書かさせていただきます。。

・思ったよりも簡単につながりました(ママ多数)

・これを機にモチベーションが上がってくれるといいと思います。(ママ)

・体験会の後、自分から新しい曲をチャレンジする姿勢が見れて、嬉しかった(ママ)

・楽しかった!(多数の生徒)

・始まるまで子供がドキドキしていたが、流れは理解できたようでよかった(年長)

私も何週間かに渡り家族とたくさん繋がる確認をしていたので大丈夫だというのはわかっていても、実際生徒さんと繋がるまではドキドキでした。。😄

最初、音声が聞こえなかったりした方もいたのですが、筆談や画面を触りながら対処してくださり、全ての方が無事に接続できました🙌

子供達は学校の休校に加え、習い事の多くはストップされています。

友達と会う事も控え、スーパーにいく事も躊躇され、外の世界と繋がることが極端に減ってしまいました。

子供はこの状況の中、大人の言うことを聞いて頑張って我慢しているのだと思います

オンラインレッスンを通して、制約の多い生活の中でも少しでも何かいい効果を生んでくれたらと思いますし、生徒さんが上達できるようなレッスンを工夫していこうと思っています🎵

2020
04/11

オンラインレッスンに向けて

音の木ピアノ教室では、4月からの学校再開に合わせ、希望者のみレッスンを行なう予定でおりました。

在籍生徒さんのうち約半数の生徒さんがレッスンを希望されていましたが、この度の緊急事態宣言を受けて、5月6日までさらに休講延長となってしまいました。本当にがっかりさせてしまったことと思います。

とにかく日々何かできることをさがしてきました。私たちが変わって行かなくてはいけないとおもっています。

先日もあるピアノ教室のオンライン化をニュースで取り上げられていたのでご存知の方も多いかもしれませんが、「オンラインレッスン」という手法があります

「オンライン」というと、例えばテレビのニュースなどではオンライン会議を在宅勤務でしているお父さんの姿が映ったりしていますし、最近はニュース番組でも司会者がスタジオ、ゲストのみなさんは他所からオンラインで会話する姿がよく見られています。

実は私、デジタルツールには弱いのでこの手法を知ったときに、一瞬身構えてしまったのですが、よく考えると身近なところではLINEのビデオ通話がそれにあたります。

双方向の動画でのやりとりです。

オンラインレッスンは以前より使われている先生がいらっしゃることは知っていましたが、この機会に音の木ピアノ教室でも取り入れることにいたしました。

コロナが収まっても、オンラインを取り入れていきます。(前回のブログ参照)

この非常事態・・・コロナ以前にはもう戻れず、日常が変わってしまって、人とのコミュニケーションを自粛の中、大人の私たちも不安に心を覆われています。

このような時こそ、音楽の力が必要だと思います。

皆様にもご協力いただきながらになりますが、どうぞよろしくお願い致します🙇‍♀️