2020
12/15

ハマってしまった・・・

皆さんは鬼滅の刃はお読みになってますか?

先日のおさらい会でも主題歌を弾いてくれたお子さんがいましたね!

私はちょっと描写が苦手なタイプの漫画だったのでずっと避けていました。

家族は私以外全員読んでるし、テレビシリーズも観ていましたので、ずっと勧められていたのですが、頑なに拒んできました。

が・・・・

今上映中の「無限列車編」を主人が一人で見にいくのはちょっとなあ・・・と言うので、

仕方ない、付き合ってあげよう!

と一念発起して読み始めたのが、10月の終わりあたり。

読み進めるとなかなか面白く、その後映画を見て号泣、その後も最終巻発刊に向けて読み続けました。

うっかりするとネタバレしてしまうので、何も書きませんが・・・

一緒に行った主人とも話したのですが、漫画は白黒で音もついてないですね。。

アニメーションになるとそれがカラーになり、そして声優さんがキャラクターに合わせて声を出し、音楽が流れ、効果音が飛び交います

漫画ではそんなに・・・と思っていた話でも、とても広がりを見せて、

別の作品になるのですね。

漫画も良かったのですが、今回の映画は見て良かったです。

もう一回みてもいいかな、と思います。

今でもテレビの宣伝で汽車走るシーンだけで胸がミシッときしむ気がします・・・

↓↓↓↓小学校2年生の生徒さんが書いた「善逸」(2日かけて書き上げたそうです!)辛い話が苦手な私には、善逸というキャラクターがなければ見続けられなかったかもしれません・・・

2020
12/10

自宅練習しない場合・・・

少し前に自宅練習の有無について書きました。

そこで多くの保護者の方が

「自宅練習をやらずに弾けるようになるのか?」

と思われたと思います。

私の経験からでのお話になりますが、

自宅練習のない生徒さんのレッスンと成長はこんな感じです

先週やったことを忘れて(できなくなって)レッスンに来ますので、まず戻すところからレッスンが始まります。レッスン中に先週の状態に戻せたとしても、それでは前進にはなりません。余った時間で少しでも前進していきます

このような状況が続くと一曲の持ち期間が長くなり、楽しく無くなってくるので、どこかで「妥協の丸」をあげることがあります。

そのようにお子さんの様子を見ながら進めていきますが、曲のレベルは少しずつ上がっていくので、定着(練習の積み上げ)がないと進度はゆっくりになります。もちろん個人差があることですが、練習してくるお子さんとは倍近い開きが出ることもあります。

ただなるべく取りこぼしのないように、並行してソルフェージュや知識も入れていくので、練習は嫌いでもレッスンが楽しく通い続けられていれば数年経つと、達者ではなくとも両手で弾けるようになってくるでしょう

そして成長と共に、周りが見えてきて、それとともにピアノが弾けている自分を客観視(他者との比較)していくようになるみたいです

例えば小学生になれば、

「同じクラスに上手にピアノを弾いているお友達がいる」

中学年になれば

「好きなアニメの曲やアーティストの曲を弾いてる子がいる(自分も弾いて見たい)」

高学年になるとクラスで伴奏を頼まれたりオーディションを受けたりという特別なシーンで活躍できるチャンスもあります。

実は練習嫌いなお子さんの中にこういった機会に突然ぐんと伸びるお子さんがいます。

周囲が応援し、期待すればぐんぐん曲を弾くようになる場合があります。以前書いた「コップが溢れる」時です。それまでは右から左だった先生の言葉やアドバイスも真摯に受け止めて、自分のものにしていくようになります。

ただその時までピアノを続けていられることや、ピアノが嫌いになっていないことは必要条件なので、その辺りも視野に入れながら、無理なくレッスンをすることを心がけています

お子さんの伸びる時期は本当に人それぞれです。

まとめると・・・

・練習をしてこないと、進度は約半分のスピード

・練習しない=嫌い ではないことがほとんど

・成長とともに突然のやる気がやってくることがある

・練習する、しないに関わらずピアノが好きでいることは大切

音楽は一生の友達♪ と言いますからね😃

2020
12/04

空港ピアノ

随分前に初めて「空港ピアノ」というnhkの番組を見た時のことです

その空港に置かれたピアノを老若男女が語るようにピアノを弾いていて、その姿がとても印象的で、私もいつかそんな演奏ができるようになりたい、と思ったものでした。

上手いピアノ弾きというのはいっぱいいると思いますが、心打たれるピアノというのは上手い下手ではなく、その人の何かが滲み出た時に感じるものだと思います。

今や日本にもストリートピアノは浸透してきて、珍しくなくなりましたね。

空港、駅、都庁など、様々なところにピアノが置かれるようになりましたが、

YouTubeにあげること目的だったり、聴き手を楽しませるパフォーマンスだったり、最近では上手い人のライブ的な意味合いにも見えてきました。

それに比べて欧米のストリートピアノでは「そこにピアノがあるからちょっと弾いてみようかな」みたいな気軽な感じがします。

音楽が一般の人も嗜む(一般教養)という文化なので、独学で弾いてるとか、昔習っていたけどあの曲弾けるかしら・・・?というような、気楽にピアノに向かう姿は日本のそれとは対照的です。

上手くなくても、音楽は自分の思いをのせていれば、聴いてくれた人に何かしら伝わるものですね

音の木のメンバーには自分の音楽を奏でていけばいいんだよ、と伝えたいです。

そして自己表現するということは私にとっても永遠のテーマです。

2020
11/28

おさらい会の反省

先日おさらい会では「演奏者ご家族席」というものを設けていました。

前もってLINEの方でも画像付きでお知らせしていたのと、当日座席に張り紙を貼ったことで伝わっていると思っていたのですが、ひょっとして通信を読まれていない方はご利用されなかったのでは?と1部の後で気がつき、2部の方には会の冒頭でお伝えさせていただきました。

あちらの音楽室のピアノは動かしてはダメということで、そのままの位置で行っていますが、左端に寄っているのでお部屋の多くの場所から見えづらい構造です。オーケストラなどの練習にも使われるので、あくまでもピアノメインということではないためですね。

次回からもこちらを使う場合には、演奏者保護者席を設けますのでご利用ください。

集合の写真撮影も、次回はぜひ写真を残しましょう〜

2020
11/25

おさらい会、終わりました

近くのコミュニティーセンターでおさらい会を行うのは2回目。今回は感染対策のために2部に分けて行いました。

当日は色々とご協力ありがとうございました。

ただいま動画を編集してもらっていますので、もうしばらくお待ちください。

毎回終わってから色々と(自分に対して)反省事項があるのですが、

子供たちが本当によく集中して、一生懸命に弾いてくれたっていうことが一番嬉しかったです。

また、今年は多くの保護者の方にもきていただき、子供達のことを応援していただきました。

ありがとうございました。

人前でパフォーマンスする時間は本当に短くあっという間ですが、そこへ至るまでの時間は長くあり、それをぎゅっと詰めて解き放つのが、時間芸術の難しさです。

しかしそれゆえに人はその演奏に心を動かされるのだと思います。

そういった、ある意味消え去ってしまうものに時間と労力を重ねた子供達の姿は感動でした。

また次のステップに向けて時を一緒に重ねていきます。

応援サポート、よろしくお願いいたします!

2020
11/19

kくんの話

彼と出会ったのは、彼が小学校2年生の時。新講師の頃でした。

いつも笑顔いっぱいでレッスンにはくるのですが、ピアノの前に座るのはものの数分、すぐに追いかけっこ。練習もほとんどしてこない。。。

講師になりたてだった私はどうすればいいのだろう?と困惑しながら彼と向き合っていました。

でも彼が「音楽が好き、ピアノを弾くのが好き」ということははっきりとわかりました

その気持ちだけを頼りに、毎回試行錯誤しながらレッスンを重ねました

小学校高学年頃から、「お母さんが好きだからこの曲を弾きたい!」と言って曲を選んできました。

テキストはほとんど真面目に取り組んでいないし、どうしようか、、、と思いながらも取り組んでみることに。

やってみて分かったことは、

難しい曲もやる気さえあれば乗り越えるだけのスキルを身につけていた、ということでした。

見えなかった「コップの中身」が溢れた瞬間でした。

彼は中学になってもレッスンに通ってきました。

この頃ご家庭や学校では反抗期特有の行動で問題を抱えていたようですが、レッスンに来る彼は小学校2年生の時と何ら変わらない音楽好きな男の子で、ショパンのワルツを好んで弾いたりもしていました。

彼に関わったことは私の指導人生に大きく影響を及ぼしました

好きであれば、いつでも伸びるチャンスがある。

そして彼のお母さんの

「本人が続けたいといううちは練習もしないで申し訳ないのですがこさせたいと思っています」というお考えがなければあの成長は見られなかったと思います。

彼は高校になってもレッスンに通ってきました。

この頃になるとベートーベンの月光ソナタやリストの愛の夢にチャレンジしました。

ピアノが弾ける高校生はそう多くありません。

今でいう「ピアノ男子」ですね。

彼の場合はお母さんのために弾くピアノというのがきっかけだったのだと思いますが、それから先は自分が弾きたい曲にチャレンジをするようになり、彼自身にも大きな自信が生まれていったと思います。

彼も今は30代半ばくらいになっているはず・・・・

ピアノ弾いてるかな?

2020
11/18

ストレスで美味しく?

今朝のテレビでネギにストレスを与えて美味しくする、という農家のお話がありました。

ストレスっていけないものという認識がありますが、

場合によっては良い成長もできるものだと、

一瞬生徒さんたちの顔が・・・😄

近づいてきたおさらい会。

生徒さんそれぞれ良いプレッシャーを感じているようです。

ある程度のストレスは当日の演奏をよくしてくれる?と信じて、

あと数日頑張って欲しいです。

ご家族の皆様、応援よろしくお願いします📣

2020
11/17

水曜日 生徒さん募集開始!

かねてよりお知らせしておりました、12月の水曜日の稼働を開始いたします。

現在の空き枠は次の通りです

・15:30

・16:00

・16:30

レッスン12月9日から開始となります。

ご連絡お待ちしております♪

2020
11/16

練習させる、コツ

練習させる・・・とは、なんか嫌な響きですが、

実際練習が好きで、自ら取り組めるお子さんというのは、か・な・り少数のようです(^◇^;)

ほとんどのご家庭では「親御さんの努力」もあって、練習の継続がなされているのが実情ではないかと思います。

導入期〜初期の自宅練習のコツは、次の4点です

①ピアノの置き場所はリビング

②ピアノを開きっぱなしにする

③一回弾いてみて、と言う

④弾いたら、褒める

①については、未就学児〜低学年の場合は親の目の届くところにいることが多いと思いますので、必然的に家の中ではリビングにいる時間が長いのではないでしょうか。そこにピアノがあれば声もかけやすく、子供も気が乗れば弾く機会が増えるのでオススメです

②は本来ピアノというのは開けっ放しは良くないと思うのですが、いつでも音が出せる環境は大切です。導入期はピアノで遊ぶことも大切です。感覚というものは触らなければ身につきません。お子さんがいる数時間だけでも開けておくのは有効です。

③練習しなさい!と言われるより、一回弾いてみてと頼まれた方が、誰もが弾く気持ちになります。

これは、我が家の小六の娘の実話なのですが、

私がピアノを弾いていたらピアノ室に頼み事をしにちょろっと顔を出したので、せっかくきたんだし、一回弾いてから上に上がってきてね!😃と声をかけて立ち去りました。

するとしばらく上がってこなかったことがありました。結局15分くらい練習していたようです。うまく行けばこのように1回が15分に化けますが、本当に一回でやめる時もあります。それはそれでおとがめはなし!です。

そして最後に、弾いたらとにかく褒めることです。

例え練習不足だと思っても、お粗末な演奏をしたとしても・・・

「前より上手くなったね!」と褒めてみて、

「でもここがね、まだ難しくて弾けない」と言い出したらしめしめです。

「え?どこ?」

「ここなんだよ」(といって弾き出す・・・)

そこからズルズルと練習に持っていける可能性ありです。

ノンストレスでピアノ生活、していきたいですね!😄

2020
11/13

コップの中身・・・

先日ある方の話・・・

成長は中身の見えないコップのようだ、という話です。

外からはどれくらい溜まっているかはわからないけれど、

あるときコップからわあっと溢れ出てきて、初めて成長を見ることになる、という

子育ての極意のようなものでした。

ピアノのレッスンにおける成長も本当にその通りで、

ある時突然にしてできることが増えたり、上手になったなあ、と思ったり・・・

それは一人ずつその時期も違い、なかなか量り知ることはできないものです。

どこまでわかっているのだろう、いつになったらできるようになるのだろう・・・

不安になりながらも、

実際にコップの中身が溢れ出す瞬間を何度も見てきたなあ〜と

いろんな生徒のことを思い出していました。