2021
05/05

ふりがな

音符にふりがな(ドレミ)を書いてきちゃうお子さんがたまにいます。

習い初めの頃はそれも有効と感じることは確かにあります。

しかし楽譜からの情報は音の名前だけではないですね。

指番号、リズム、その他の記号など総合的に見ていく必要があります。

そうした時にやはり音符は音符としてみておくほうが(記号化して読む)都合は良くなります。

音符の上に「ド」と書いてあっても、どこのド?高いのか、低いのか、、、

結局間違って弾いてきてしまうお子さんがほとんどです。

なので、書いてきた場合はその気持ち(何とかして弾こうとした)を尊重した上で、消し消しいたします

ただし、どうしてもの場合にはいくつかだけ選んで書いてもいいよ、ということはあります。

大人の生徒さんの場合、加線がたくさんついた音などには書いてokですね。

2021
04/23

レッスンでしかできないことを

ピアノを弾くことに必要なこと、もちろん器用に動く手が一番に思い浮かぶと思います。

しかし実際には楽譜からの情報を読み取る力が多くのことを占めています。

もちろん音を出すのは手ですから、好き勝手に弾くのであれば手だけ見ていればいいですね。

耳コピと言って耳から聞こえた音をそのまま鍵盤におとす、なんていうのも手だけ見てればいいです。

しかし、楽譜に書いてある音を再現する必要がある場合、そこに書かれている音やリズム、記号、指番号などを読み取って同時進行で指に伝えていく必要があります。

いくつものことを同時進行する点で、ピアノはやや難しいと言われるのだと思います。

子供の未熟な脳では負担も大きいのです。

しかし、見ていると4、5歳でもやれています。すごいですね。。。。

ただ気をつけていないとすぐに下を見てしまったりします。

子供なりに弾きやすいように自分なりに工夫してしまうのです

そうなった時は、一緒に正しいやり方を思い出していきます、最初の頃はその繰り返しです。

それがレッスンに来てもらう意味でもあると思います。

父が作成してくれました
2021
04/09

今年度の目標🌸

生徒さんたちが今年度の目標を持ってきてくれました。

一生懸命書かれた言葉はどれも心に響くものでした。

もっと上手になりたい、曲がいっぱい弾けるようになりたい、

練習を頑張りたい、指を丸くしたい、楽譜を読めるようになりたい、

手を見ないで弾けるようになりたいなどなど。。。

大人の生徒さんはマイレパートリーを作りたいと話してくださいました。

私もその目標に届くよう、アドバイス、励まし、応援していきます。

練習だけは代わりにしてあげることができません。

自分のやったことだけがが自分に返ってきますね。

今年はピティナも参加予定です。

大きな成長を期待して、新年度のスタートです!

2021
03/26

うっせえわ という曲

何人かの生徒さんから

「うっせえわっていう曲、弾けますか?」と問われて、

なんとなくどこかで聞いたフレーズだなあ、という程度の私は、

その後、YouTubeで聴いて、楽譜を買ってきました。

子供たちの興味を知るのもこれまた勉強

知り合いの先生にも聞いてもらったりして、サビのところのリズムがいいよね、でもおどろおどろしい感じがするね、などと感想を交わしました。

流行る曲というのはどこか刺激的な部分を持っているものですが、

うっせえわ とは思い切ったものですね。

サビの

「うっせえ、うっせえ、うっせえわ!」

のところはオクターブですね。

なので二本指があればすぐ弾けます。

外部の小6の生徒さんは自らこの曲を選曲して練習を始めています。

一応、お母さんの了承済みで・・・😄

2021
03/22

100点満点の姿勢

ピアノを弾く姿勢については時々触れていますが、とても大切です。

体をつかって弾くピアノは、姿勢や脱力などができていると引きやすくなり良い音が出ます。体の使い方も大切なのですね。

椅子については以前ブログで触れましたが、足がぶらぶらしているのは良くありません。

大人である私たちは当たり前のように足がつくのでなんとも思いませんが、足のつかない高いところに座った状態で、何かすると言うのは不安定ではないでしょうか。

余計な緊張で力みやすくなりますね。

そしてどこかに力が入るとたいてい手にも力が入りやすくなるので、できるだけ体はリラックスさせた状態で上や肘、手首、指と動かすことが大切です。

よくみていると弾いている最中にかかとが上がってきて爪先立ちのようになっている生徒さんが多くいます。下半身に力が入っています。当然その力みは肩や背中を通して手にも影響しています。

みていると、なんの苦労なくリラックスできる子とそうでない子がいます。

すぐに治ることでもありませんが、深呼吸したり、意識していくことで少しずつ抜けてくると思います。気長にやっていきましょう。

私も気をつけないと肩や背中に力が入ってしまうので、注意しています。

いい姿勢のままキープ!かえるちゃんが落ちないように・・・
2021
03/10

「読む」と「弾く」の違い

「カードだとよく読めるのに、

いざ弾くとなるとうまくできないみたい…」

これはよくあることなのですが、ひとつには次のような理由が考えられます

カードは

・一つの音を読む、の繰り返し

一方、弾く時には、

・横に目を動かして複数の音をつなげて読み、指を動かしている

・リズム、指番号の読み取り

さらに

・どんな音?どんなタッチ?

・手首や指先の形の意識

などなど・・・・

ピアノを弾く時には多くのことを同時進行で処理します。

読むという訓練と、

弾くという訓練は

別物であるということです。

たくさんのことを同時処理しなくてはいけないから、小さなお子さんの未熟な脳ではかなりの負荷がかかるのです。(個人差はあります)

もちろんその負荷が脳の機能を上げるということで注目を浴びてもいるわけですが、お子さんにとっては大変なことも多いものです。

なので、楽譜を弾き始めたら必ず、声に出して読んでもらうようにしています。

読んでいる状況がたいていは弾く音楽に反映されています。

読みが止まり止まりであれば、ひいても止まり止まりです。

読めていれば、後は指の慣れ(反射や運動性)の問題なのでそこは反復で解決がしやすくなります。

ここの「反復」にはちょっと根気が必要になる時がありますね。

ここで諦めずに弾く練習ができてくれば必ず弾けるようになります。

1月からの新メンバー✨
練習毎日頑張ってるよ!
2021
02/24

両手リズム

初めて10ヶ月、両手打ち頑張ってます

リズムをうったり、歌ったりと言うことはピアノを弾く上でもとても大切な練習の一つだと思います。

その中でも両手うちの練習は、両手を引くためにとても有効な練習になります。

左右で違うリズムを打つと言うのはピアノ演奏の常です。

両手で違うことをする、というのは脳にとっては混乱しかねないのですが、訓練次第で慣れてきます。

当教室では導入から初級にかけて、リズムとソルフェージュをレッスンの中で取り組んでいます。

2021
02/22

ピアノ男子

突然ですが、ピアニストも作曲家もダントツで男が多いですね。

では、ピアノを習う男の子は多いのか?

私が子供の頃はピアノを習う男の子はかなり少なかったように思いますし、

自分が出ていた発表会では先生の息子さん以外は男の子が弾いたのをみた記憶がありません。

しかしどうでしょう。

最近はストリートピアノでは格好いいピアノ男子がメジャーとなって、追っかけまでいるそうですよね^^;

ピアノを弾ける男の子=カッコイイ💓

の図式がしっかり成り立っています。

もちろんどんな分野も、もう男だからとか、女だからの時代ではないんですけどね。

それにしても最近のストリートピアノは上手い人が多い!!!

経歴もみてみると現役音大生や、音大卒だったりするんですよね。。。

しかも上手いだけじゃなくて面白い人までいますね・・・↓↓

2021
02/19

パーフェクト賞🎊

1ヶ月間休まず毎日練習できた生徒さんにパーフェクト賞を差し上げています。

鉛筆や消しゴム、などちょっとしたものです。

12月は特別キャンペーンで20日以上でokとあって、多くの生徒さんがチャレンジしてくれましたが、1月は残念ながら少なくなってしまいました。

中にはとても惜しい感じのお子さんも。

体調が悪かったり、家の用事や急な何かでできなかったり、とさまざまあると思います。

そこで、これからは3日までは休んでもokにするので、ぜひあきらめないで頑張って練習に取り組んでもらいたいです。

練習は裏切りません!😄

サーちゃんちは練習できるとママが可愛い絵を描いてくれます

毎月欠かさずパーフェクト賞!あやかちゃん

2021
02/05

両手の練習

両手で華やかに指を動かして弾くピアノ♬

これこそピアノを聴く側も弾く側もイメージしているものだと思います

しかし両手で弾くというのはそう簡単なことではないことをピアノを弾いてみると実感しますね。

右手と左手は違う動きをしますし、指番号は読み取らなきゃいけないし、書いてある音符もト音記号よみとヘ音記号読みが混ざっています。

片手ができたから両手、というのは当たり前ですが、

片手→両手 この間にはいくつものプロセスが要求されます

ですから、片手ができたら→両手が弾ける、という単純なものではないのです

両手へのプロセスをもっと細かく表現するならば、

片手ができたら→両手にしてみるけれども→できなければ片手練習をし→また両手にしてみる→もしくは左手を弾いて右手のメロディを歌う・・・etc

こういったたことの繰り返し(行ったり戻ったり)をしていくことが「両手の練習」という言葉の中に含まれています。

「先生、両手できなかった・・・・」

と、レッスンに来た生徒さんに、片手ずつ弾いてもらうとほとんどの場合「左手」がしっかりと弾けていません。

両手ができない原因は、左手ができていないことが8割です。

片手ずつが弾けていないものを両手には到底できません

(できないことはないですが、逆に遠回りで膨大な時間がかかります)

片手練習は両手へ繋ぐ、大事な練習です。

行っては戻り、行っては戻る。

一つ一つ丁寧にプロセスをこなせばピアノは必ず弾けるようになります!