2024
11/11

音楽を知るきっかけ

音楽にはさまざまなジャンルがありますね

私はご想像通りクラシックが好きなんですが、そのほかの音楽も聴きます

星野源さんや藤井風さんは好きですね

星野源さんはずいぶん昔にラジオで「知らない」という曲を聴いた時に心を掴まれまして、

それ以来のファンです。当時はまさかこんなに売れっ子になるとは思ってませんでした。

風くんは息子の影響。コロナ禍、いろんな音楽を私に勧めてきたのですが、その中にこの風くんがいて、

少しずつ私の心に浸透して、ファンになりました。ライブにも行きましたよ!

そのほかにもドラマの主題歌などから新たに出会うことがあります

特にドラマの主題歌というのは世間一般的に流行っていたり、人気があるアーティストのものを使っている可能性も高く、世の中一般的にどのような音楽の傾向があるのかということを知ることにもなると思っています

最近聞くようになったのはVaundyというアーティスト。

これもあるドラマの主題歌から知りました。

「リトルグリーモンスター」という女性コーラスグループの曲も最近ドラマで聴いて素敵だなあ〜と思いました。

綺麗で艶のあるまっすぐな歌声、いいです。

好きだな、と思ったらすぐに検索して聞くことができるサブスクは本当にありがたい。

それにしても横文字に弱い私は、生徒さんがやってみたいということの多い「ミセスグリーンアップル」と「リトルグリーモンスター」がどうも混ざっていたようです。

グリーしかかぶってないのに。。。BBA全開ですね。

生徒さんにレッスンの中で「好きな曲ある?」と聞くことがありますが、

答えの曲やアーティストを全く知らなかったりするので、ネットで調べたりしてそこから知るということも多々あります。

最近で生徒さんからよく聞くのはCreepy Nutsのbling bang bang born。流行ってますね

知るきっかけは様々、好き嫌いも様々で良いですね

2024
10/26

練習は必要?

ピアノを習う時に

「自宅練習は必要ですか?」という質問を受けることがあります。

「レッスンを受けるのに練習が必要か?」という意味だとすれば、必ずしもYESではありません。練習しなくても一緒にレッスンでやれば良いのです。

しかし「ピアノの上達」にとっては練習が必要であることは間違いありません。

いうなれば、練習しなくてもレッスンを受けることはできるけれど、そのような状況では弾けるようになるまでには相当時間がかかり、弾けるようになる前に諦めてしまう可能性があります。そういった意味で私達講師は必須ではなくても「練習は必要である」という事は伝えていかなくてはなりません。

大人から始めた方は目標が明確にある場合が多いので、生徒さんが主体性を持ち、練習を進めることができます。

しかし、幼稚園や小学校低学年において、自宅で十分に練習ができているというご家庭は少ないと思います。

その一因としては、上達へのモチベーションがそこまで強くない場合が多いというのがあると思います。

ピアノを習い始めるきっかけは「かっこいいから」「あんなふうに弾いてみたいな」といった軽い漠然とした気持ちのことも多く、それが何年ものたくさんの練習の上に成り立っているということまでは想像も理解していないのが実情ではないでしょうか。

ピアノを習い始めて急に毎日練習を欠かさずできる生活に変えることも小さなお子さんには難しいようです。

ご家庭によってはうまく練習を生活にのせている場合もあるようですが、そうならなくとも、レッスンに通いながら、できるときに練習をしていき、徐々に「練習したら上手くなるよ!」ということをお子さんにも伝えていき、そこからお子様自身がどうなっていくかを見ながら、自発的に練習できるようになっていけばいいと考えています。

練習の頻度については、毎日やるのが良いのは当然ですが、週に一度もピアノを触らないでレッスンに来る子供に

「毎日しなさい」は現実的ではないような気がします。

週に1回も練習できていない子は「週に1度」から始めてみて、分数は問わないなど、まずはピアノの蓋を自分で開けるところからです。

週に1回でもできているなら、もう1回増やしてみる。

週2、3回できているならば、1日おきにしてみる。

練習自体は、大概のお子さんは「めんどくさい」と思っています。

これはピアノという楽器を弾くにはかなりの「脳」を使うからだと思っています。

疲れたりしている時に「脳」を使うものは避けたくなるのは大人でもわかる気がします。

しかし「めんどくさい」のその先にあるものが見える時が来たら、その時は練習の意義がはっきりする時かもしれません。「ピアノが上手くなりたい」と思っているお子さんが「やったらうまくなるんだ」に気がつけば自発的な練習に結びついていきます。

まずはピアノのレッスンに通い、いずれは上達を目指して、練習の大切さにも気づいて欲しいなと思います。

2024
10/15

音楽を聴きに行く

もう遠い昔のように感じるコロナ禍。

緊急事態宣言が発令されて、不要不急と言われた芸能関係のイベントが姿を消しました。

あの時ほど、生で聴ける音楽がどれほど貴重で有益かと言うことも感じた時はないかもしれません。

当たり前のように生の音楽がそこらじゅうにあって、プロもそうでない人も演奏し、楽しんでいた時間がなくなりました。

なくなって初めてそのありがたみを感じるものですね。

今はコロナ禍のような制限もなく、人気のチケットは取るのも大変!そんな時代が戻りました。

電車に乗りホールへ向かい、音楽の時間を過ごせることが、当たり前ではないんだということを思い出しながら、今週は米津真浩さんのコンサートに行ってきます。

2024
10/07

2024音の木コンサートを終えて

音の木ピアノ教室では2年に1度を目安に発表会を行なっています。

今年は2回目でした。

プログラムを見ると、表紙のどんぐりが2個になっているのに気がついた方もいらっしゃったようですが、そう言った意味でした

さて、今年の発表会は1回目から継続して参加された生徒さんが12名、初参加が4名でした。(都合により不参加の生徒さんが2名)

2回目の生徒さんの中には、ピティナなどに参加されている生徒さんもいて、ステージという場に慣れてきたな〜という様子も伺えました。

とはいえ、どんな生徒さんも舞台袖では緊張の面持ち。

出番が近づくにつれて集中した表情に変わっていく様と、ステージへ向かっていくその後ろ姿はアスリートのようでもあり、ステージから戻ってくる時は安堵とやり切ったという何ともいえない顔になっています

演奏もそれぞれに成長したものを感じました。

みんな本番が一番良かったんじゃないかな?と思うほどでした。

ステージに立つということは、それまでの時間の方がはるかに長く、ほんの数分のためにたくさんの練習を積んで来ています。演奏に納得がいくこともあれば、いかないこともあると思いますが、経験そのものが貴重なのです。

そのプロセスがこれからの練習にも生きてきますし、生かして欲しいという気持ちです。

講師演奏については自分自身の勉強の場でもあるのですが、生徒さんと同じように自分もステージ演奏を頑張るという気持ちで臨みました。

講師挨拶は、家族に「いいこと言ってるんだけど。。。暗い!!!」とダメ出し。

本当に苦手なんですよ、人前で話すのが。。。

次回からカンペを持とうかしら。。。

そして皆さんに発表会の写真を送って欲しいとお願いしたらたくさんの写真が集まりました。嬉しいです!

ムービーにしたいと思っています。

自分と撮った写真以外にも、演奏の姿や、メンバー同士の写真などもあって、音の木メンバーの輪が広がっていったら嬉しいなあ〜と思ったりもしました。

年齢の低いお子さんはきっとお姉さんお兄さんのかっこいい演奏に憧れを持ったんじゃないかと思います。自分もそうでした。いつかあんな風に弾きたいという目標にするお姉さんがいました。これも発表会の醍醐味かなと思います。

学齢が上がると継続も難しくなるお子さんも出てきますが、せっかく弾けるようになったピアノ、ちびっ子たちの憧れの存在として弾き続けて欲しいなと思っています。

今回も皆様のお陰様で無事に会を終えることができました。

ありがとうございました♪😊

2024
09/09

おさらい会2024

夜にはもう虫の声が聞こえて、少し涼しく感じる時もありますね

そうこうしているうちにもう来週はワクワクドキドキな発表会!!ですね。

8月の終わりにはリハーサルを兼ねて、おさらい会をしました。

今までにないくらいたくさんの人に来てもらい、盛り上がりました!

生徒さんは表情がいつになく緊張した感じでした。

私も苦手な司会進行を頑張りましたが、何度やっても慣れません。。。。

温かく見てくださってありがとうございました。

あれから、2週間、生徒さんの演奏はますますよくなってきました🤩

素敵な演奏になるよう最後まで力を出し切って練習しよう!

この時期は速くばかり弾きがちですが、ゆっくり練習もおすすめ。

集中できますよ!!!

みんないい顔!!
2024
08/21

芸術の秋になりそう

もう8月も半ばすぎ、猛暑も少しずつ落ち着いてくるとか。。。

夏は暑いものですが、今年は危険を感じる日が多くありました。

こちらのホームページも随分と更新が滞って申し訳ありません。

その間に、7月22日に美浜文化ホールにて楽器店の発表会を終えました。

そのこともまた後日書きたいと思っています。

さて、玄関入って真っ正面の壁に3枚ほど貼っているのでお気づきの方もいらっしゃると思います

発表会が終わってからの秋に向けてはたくさんリサイタルに行く予定です。

稲井さんは私の大学時代からの友人で、ピアニストとしても何度もリサイタルをしています。

エネルギッシュな演奏は聴く人の心をいつも虜にします。

右上にうつっているかたピアニストの米津真浩さん、千葉市出身の方です。千葉市出身ということで千葉公演は美浜文化でのコンサートです。

音楽を聴きに行ったり、美術館に行ったりするのは心の栄養補給❤️

子供が小さい時はなかなか遠くのコンサートは行くのが難しいこともありましたので、近くのホールの催しや土日の公演をチェックしたりしていました。

ぜひ皆さんもお気に入りのコンサートや公演、展覧会を見つけて足を運んでみてくださいね!

最近はお子さんと一緒に行ける音楽会や美術展も増えてきたように思います。

2024
05/21

褒めてもらえていますように

ピアニストのフジ子・ヘミングさん(92歳)が亡くなりました。

25年前(1999年)のNHKのドキュメンタリーが大きな反響を呼び、一躍有名になったフジ子・ヘミングさん。

さまざまなメディアにもよく登場し、ご自分の生い立ちについて話されていました。

その中でも母親についてのエピソードは印象に残っています。

フジ子さんのお母様はピアニストで、娘のピアノ教育には熱心さのあまりとても厳しく、キツイ言葉も浴びせていたそうです。(現代では「不適切」と言われるような言葉も・・・)

母親からは一度も褒めてもらえなかったと話す姿をメディアで何度も見ました。

フジ子さんは8年ほど前(84歳ごろ)、「たどりつく力」という本の中に、このような記述をしています

「・・・口が悪く、私は悪口ばかりいわれていたため、子どものころは母に対していい印象は持てなかったのですが、いまはその苦労がよくわかります。

 お母さん、本当はいま一番演奏を聴いてほしいのは、あなたです。

 きっといっさいほめることなく、ボロクソにいわれるでしょうが、それでもいいのです。

 私が世界の舞台でピアノを演奏している姿を、見てほしいんです。」

どんな聴衆より、お母さんに一番聴いてほしいと言い切っているフジ子さん。

フジ子さんの心の中には、「母親に褒めて欲しい、認めてほしい」という思いが常にあったのかもしれません。

そしてこのようにも書いています

「私はクリスチャンですから、母には天国で会えると思っています。

 それまでピアニストとしての人生をまっとうしたい。母に少しでもほめてもらうために・・・・・・。

 本当は、一番深く愛している人なのですから。」

最後の最後まで演奏家として生き、天国へ旅立ったフジ子さん。

お母様に「よく頑張ったね」と褒めてもらっていることを祈って・・・

2024
04/26

選曲する時間

今年の発表会の選曲が始まっています。

書いてもらった選曲シートを見ながら、できるだけ希望を叶えられるように、考えています。具体的に曲名まで書いてくれている生徒さんも多く、私が知っている場合は良いのですが、知らない曲も多数あり、その場合にはYouTubeで観たり、お母さん方に動画を送っていただいたりしながら、相談しつつ決めていっています。

また、具体的に弾きたい曲がなくても、質問の答えを見ながら、「こんな感じの曲が弾きたい」という答えを見ながら、魅力的でかつ長い時間をかけて学べる曲を選ぶように努めています。

この選曲には多くを費やしていますが、その生徒さんの成長の振り返りだったり、また足りていないことに気がついたりすることができ、私にとっても貴重な時間でもあります。

発表会でどんな演奏を聞かせてくれるかな、きっと素敵に弾くだろうな、ちょっと背伸びな曲だけど頑張れそうだな、、、などなど、そのイメージはどんどん膨らみます。

以前の発表会から約1年半が経っており、前に弾いた曲を照らし合わせると、みなさんの成長されています。

さらにここから発表会までの約4ヶ月間の成長を見越して、選曲。

なかなか個性あふれる、聴きごたえのあるコンサートになりそう!

ファーストステージの生徒さん、もう何度めかにのステージの生徒さん、大人の生徒さん、それぞれに頑張って参りましょう!

2024
04/15

音楽経験のない保護者様の場合

少し前に音楽経験のある保護者様の場合、という投稿をしました。参観会の時にそのことについてお話くださった保護者様もありました。メリットを最大限に活かせるように私もサポートして行きますので、いつでもご相談ください。

さて、今回は音楽経験のない親御さんの場合です。

「私は音楽経験がなくてわからないのですが大丈夫でしょうか」というようなことを言われることがあります。

自分自身の子育てを振り返っても、自分が関わってきていない(知識がない)習い事をさせる時は不安も多く、何をどうフォローすれば良いのかわからなかった経験がありますので、お気持ちはよくわかります。

さて、今回はピアノレッスンについてのみの言及になりますが、

ピアノを習う際に音楽経験のない親御さんであっても全く問題はありません。

レッスンではお家の方が教えてくれるということは前提にしていません。

逆に「お子様ができたこと」にきちんとフォーカスできる場合が多く、その部分に対して「すごいね!できたね!」と一緒になって喜んでくださる方ので、そういった親御さんの反応は実はお子様にとっても大きなメリットではないかと考えてみています。

そうは言いましても、やはり経験や知識のないことについては不安がつきものだと思います。

・家で親はなにもしなくていいのかしら?

・一体子供がなにを習っているのかわからない・・

そんな時はいつでもご相談ください。

レッスンタイムには今できていれば良いことや、取り組んでいることなども書き込むことがあります。そちらを参考にもしてみてください。

どちらにしても(経験あるなし)、親御さんがいつも気にしてみてくださったり、関心を寄せていただくということがお子様にとっても大きな励みとなっていることは私もレッスンしていると感じます。

これからも是非一緒にピアノライフを楽しみながら、サポートしてくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします!

2024
04/09

参観会を終えて

音の木ピアノ教室では3月の年度末に一年のまとめとして参観会を行っています。

内容は、ミニ発表会、一年のレッスンの振り返り、保護者様からのお話を聞いたりしています。

今年も多くの保護者の方に参加していただきました。

普段なかなかお話しすることのない保護者の方からもお話を聞くことができ、私にとってはとても貴重な時間を過ごさせていただいています。

ミニ発表会では生徒さんたちは緊張や照れの中、頑張って弾いてくれました。

いつもと同じ空間だけど、誰かに聞いてもらうというだけで、非日常ですね。

「場数」という言葉がありますが、経験からしか得られないものがあります。

そして保護者の方々の温かい眼差しとエールが子供達にはどれほど嬉しかったかわかりません。

本当にありがとうございました。

懇談会では、私からは一年を振り返りながら「気をつけていることや課題」もお伝えしました。どんな生徒さんも向上心を持ってさらに上を目指せるように常に課題は必要と思っています。

また保護者様からのお話では、前回までは「練習について」のお悩みが多かったように思っていましたので、「練習の方はどうですか?」と尋ねますと、今年は「本人に任せています」「計画を立てて練習しています」「自分から向かうことはないけれど声がけすればやっているようです」「声がけはして、あとは本人に任せています」というお声が多く、みなさんがさまざまな工夫を凝らして、自発的な自宅学習の習慣化を目指しておられることがわかりました。

週一度のレッスンを軸に家庭での練習ができるようになってくると、プラスのスパイラルに持っていくことができますね。

また一方で、音の木の生徒さんの中にも思春期を迎える年齢の方が少しずつ出てきて、今までのように親の声がけに素直に応じなくなってきたというお声も聞こえました。そのような場合には当人に任せてみるのもひとつだと思いますが、任せたら全く練習しないのでは?という懸念もあり、とても難しい部分ですね。

練習はしないけどピアノは続ける!というような、親としたら首を傾げたくなるような矛盾ですが、お子様自身もそのチグハグな感情と必死に戦っておられるように見えます。

まだまだ未熟とはいえ、思春期(反抗期)ということは、自分のことは自分で決めて行いたい、という時期に入ってきたという事だとすれば、少しだけ静観していくことも一つかと考えます。

何かありましたらいつでもご相談ください。

今回の参観会では、お子様の成長に思わず涙する方もいらっしゃって、子育てというパワーのいる仕事と日々向き合っておられる保護者の方々の姿を近くで感じ、より一層生徒さんにしっかりと向き合っていこうと強く思いました。

新年度もどうぞよろしくお願い致します。