ピアノを弾く姿勢はとても大切です。
身体を使ってするスポーツなども「パフォーマンスが上がる姿勢」というものがあると思います。
音の木教室では、ピアノを習い始めた時にはこんなことをして座る位置を覚えてもらいます。
ピアノを習い始めた時にはこんなことをして良い姿勢を覚えてもらいます。
実際にこういう身体の「ものさし」を使うとわかりやすいですね!
さて、習い始めて何年も経ち、足が床につき、両手で鍵盤を広く使うようになった時、ペダルを使うようになった時、座る位置がとても重要ですね。
ペダルに届く位置に座ると前すぎてしまい、座る位置を優先するとペダルに足が届かない、、、
そんな時は足台ペダルを使うと良いです。
無理にペダルに足を届かせようとすると前寄りに座り、手の可動域が少なくなります。
癖がついてしまうとペダルを踏まない曲でも前寄り座ってしまいがちです。
今、教室に貸出用の足代ペダルが一つあるので試しに持って帰りたい方は使ってみてくださいね。
十分に足の長さもあっても、うっかり前寄りに座ってしまうということはよくあります。また椅子が近いのにそのまま座って弾き始めてしまっても弾きにくいです。しかしその弾きにくさが姿勢にあるということに気がつかないと治すこともできません。レッスンではそれに気がついてもらうように声がけします。ちょっとした調整ですが、弾きやすくなり、楽譜と鍵盤の視線の動きもよくなるので、姿勢については気を付けていきたいところです。
弾きやすい方が絶対にいいですから、最初のイスの位置、座る位置、背筋、足台を使うなど、ぜひ心に留めておきましょう!