自分で見つけられるように

ピアノを教えていると、小さな生徒さんが右と左を間違えたり、そもそもわからないということもあります。

小さい時には、お箸を持つ手、鉛筆を持つ手、そんなことを思って右手、左手を判断していることも多いのでしょうね。

ピアノで言えば、高い音を弾く手が右手、低い音を弾く手が左手、と覚えれば良いですね。

そして楽譜はさらに決定的な証拠を示してくれてます。

初歩の段階は、ト音記号が右手、ヘ音記号が左手、

さらに棒が上向なら右手、下向きなら左手と分けられていて、

それを見て判断しながら弾くことになっています。

そのうちに、ト音記号の音符でも上向と下向きの音符が混在してきたり、ヘ音記号なのに右手で弾くとか、ト音記号なのに左手、なんてことも起こってきます。

楽譜にあるルールを一つ一つ覚えていくことを学校に入る前のお子さんから覚えているのがピアノのレッスンです。

みんな頑張っています。

もし、宿題をやろうとして、どっちの手で弾くのかわからずお子さんが聞いてきたら、楽譜を見てごらん、右手か左手か見分けるルールがあったよね?と、話してみてください。

自分でわかるようになると、楽ですね!

それまでは何度も問いかけていきます。

爪を切ってきたよ!と見せてくれました♪