2020
11/03
自宅練習のあるなし
習い事には大きく分けて二つ、通うだけで🆗の習い事と、自宅練習(学習)が必要な習い事とあると思います。
私は、自宅練習はやって欲しいと思っていますので、
「練習しておいで」(練習するが基本のスタンス)
と声はかけますし、レッスンノートにも宿題を書いています。
でも・・・もしピアノ教室は通うだけでも🆗となればどうでしょう
せっかく通わせているのにそれでは困ってしまうと思う保護者の方がいる一方で、毎日の練習について気にしなくて良くなる、とホッとする方もいるのではないでしょうか・・・
①自宅練習して、レッスンを受ける
②自宅練習なしで、レッスンを受ける
習われる側(生徒さんのご事情、保護者のお考え、ご家庭の方針)が選択していいと私は思っています。
ただ、どちらが「うまくなるか?」の答えは①です。
実際に自宅練習をしてこられるお子さんのレッスンはとてもスムーズにどんどん進みます。仕上がりのレベルも高いものとなり、何度も反復練習をすればテクニックも定着し、記憶の線も太くなり、曲を弾くことを楽にしてくれます。根気や、継続力、仕上げたときの達成感など色々な効果も得られることでしょう。
しかし、場合によっては他の習いごとが忙しかったり、自宅練習がやりにくい環境であったり、本人の資質だったりで自宅練習に取り組まない場合、それが元でピアノを離れてしまうのならば私は②の選択もあると思っています。
自宅練習なしでレッスンに来た場合は、その場で教えて、反復練習しながら弾けるように近づけていきます。やっとなんとか弾けた・・・で終わることもあります。
それでも弾けなかったものが弾けた喜び、先生とのアンサンブルを楽しんだり、音楽の知識として色々なことをその場で学び取っていると感じます
ピアノレッスンは塾のように複数で行うレッスンではなく、
家庭教師のように1対1、一人ひとりに合わせて進めることが可能です。
ご本人やご家庭の状況、お考えなどでレッスンに求めるものはその時々で違ってくるということはあると思います。
何かあれば遠慮なくお話ししていただけたらと思います。